【金曜】創業昭和5年の美味天丼

展示会ついでに寄ってみたい東上野グルメ第17回 　杜月（とげつ）

読者の皆様日々の業務お疲れ様です。8月も半ばを過ぎましたが、以前残暑厳しく、都内では35℃を超える日が続いております。夏バテで食欲が無いと言いたいところですが、まったく衰えること無く、毎日美味しくご飯を食べている旧ペコペコ侍です。今週もよろしくお願い致します。

さて、今週は東上野にある天ぷら屋さん「杜月（とげつ）」を紹介したいと思います。こちらのお店はスナックなど飲み屋が入っているビルの2Fにあって、ちょっと分かりにくい場所にあります。しかし、ランチの天丼が大変人気なうえに店内がものすごく狭くて、お昼時はとても混み合うのが特徴です。

同店は創業が昭和5年という歴史の古い天ぷら屋さんで、出汁は日高昆布と鰹節、室田節、むろあじ節、鯖節を混合した削り節で独自の配合というこだわり。その出汁で天つゆ、丼のタレを作っているので、大変深みのある味を出しています。また、お米も新潟県産コシヒカリ、油もコレステロールゼロの菜種油と純正胡麻油を使用して、冷めてもサクっとした食感が失われない天ぷらとなっています。

同店のランチで一番人気なのがバクダン天丼（880円）です。こちらはランチ限定10食のメニューで、海老2本、魚介2種、野菜2種、半熟ゆで卵1個に、お味噌汁と漬け物がついているボリューミーなメニューです。わたしはこのバクダン天丼に追加天ぷらを注文しています。今回チョイスしたのは穴子一本揚げ（820円）と舞茸（250円）。さらにボリューム満点にして一気にかき込むのがオススメです。同店で特にオススメな天ぷらは海老です。衣はサクサクなのに、中の海老は半生に近い熱の通り方で、プリっとした食感が楽しめます。

バクダン天丼だけで食べても十分満足できる量ですので、一度は足を運んでみてはいかがでしょうか。限定10食なのでお昼早めに行くことをおススメします。

文責：旧ペコペコ侍