【金曜】「横浜家系ラーメン」を上野で食す

2014.07.18 / 連載

展示会ついでに寄ってみたい東上野グルメ第12回上野商店

読者の皆様日々の業務お疲れ様です。蒸し暑い日々が続きますが、体調はいかがでしょうか。「ジメジメしているからさっぱりしたものしか食べられない」なんて弱気なことを言っていると、店内に弱気が蔓延して、稼働低下につながりかねません。夏こそ豪快にガッツリ食べて元気になりましょう。そこで、今回紹介するのは、横浜市民の私(体重107kg)の礎を築いたといっても過言ではない「家系ラーメン」を食べられるお店。「上野商店」を紹介したいと思います。

JR御徒町駅南口から徒歩1分、春日通り添いにお店はあります。

「家系ラーメン」とは横浜市磯子区発祥のラーメンで、吉村実氏が1974年、同地に開業した「吉村家」が元祖と言われております。同店で修行をしてのれん分けをされたお店が「●●家」という店名をつけるので、総じて「家系ラーメン」となりました。豚骨醤油ベースのスープに、太いストレート麺が特徴です。今では直系や亜流も含めると日本全国に「家系ラーメン」が無数に存在しておりますので、食べたことあるという方も多いのではないでしょうか。

家系ラーメンの成り立ちを詳しく知りたい方は吉村家の公式ホームページをご覧下さい。

さて、今回ご紹介する「上野商店」は、店名は「●●家」ではないのですが、店名横に「横浜家系」を冠するラーメン屋です。豚骨醤油のスープに中太ストレート麺をしっかり継承しております。同店のオススメはなんと言っても「特ラーメン」。通常のラーメンに半熟卵とチャーシュー、角煮、キャベツ、のり、ほうれんそうがトッピングされた豪華なラーメンです。今回は特ラーメンの中盛り(850円)をチョイス。加えて「ネギチャーシュー丼」(300円)と「餃子(6個)」(350円)も注文しました。「家系ラーメン」は注文時に好みをオーダーできるのが特徴です。麺の固さ(固め、普通、柔らかめ)と味の濃さ(濃いめ、普通、薄め)、油の量(多め、普通、少なめ)、それぞれを好みで指定できます。

私はどこの家系ラーメン屋に行っても必ず注文するのは「麺固めの油多め」です。「油なんて多めにしたら具合悪くなる」なんて弱気な発言をしていると、弱気な気持ちがホール内に蔓延し、ゴト師のターゲットになってしまうかもしれませんので注意しましょう。家系は確実に油多めがオススメです(異論は認めます)。後はこってりスープに浸したノリをご飯と一緒に食べる。この行為も忘れてはいけません。ラーメンとご飯を食べて、合間に餃子を食べる。このコンボを5年続けていれば体重は3桁に到達します。太ることを推奨するわけではありませんが、たまには超濃厚な家系ラーメンを食べて、油をたくさん吸収して、明日への活力にしてください。

文責:旧ペコペコ侍

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