【連載】第8回パチンコ雑誌ライター喜納臭蔵の視点

2014.06.18 / 連載

恒例のマカオ遠征へ

このコラムが掲載されるであろう18日は、横浜方面で大々的なイベントが行われていることかと思われます。筆者も「アリーナのみんなー!」と取材 しようと思っていましたが、残念ながら日本にいなかったりするワケでありまして。なぜなら、2009年からの個人的恒例行事であるマカオ遠征の 真っ最中なんですね。

思えば2002年、当時の石原都知事がカジノをアピールするイベントを東京都庁で行いました。筆者も取材に行きましたが、この頃から日本にもカジ ノをという機運が高まることに。そのちょっと前に韓国のウォーカーヒルでカジノを初体験した筆者は、もし日本にできたら通っちゃうだろうなと期待 したものです。それで某雑誌でカジノのハウツー記事なんかも書いて準備万端…。と思っていたら、いつまで経ってもできない。それで痺れを切らした のと同時に、マカオが盛り上がっている情報を聞きつけ初マカオへ。そこからは毎年、通いつめるようになった次第。ちょっとした車が買えるくらい負けてますが、カジノの高揚感っていうのはやっぱり良いものですよね。

パチンコやパチスロが実質ギャンブルでありながら、「遊技」という体裁をとり続けている理由は重々承知しています。そこが「ギャンブル」を標榜す るカジノとの最大の違いであることも理解しています。そして筆者は、やはりギャンブルが好きなんだなと。期待値がマイナスを前提にしているからこ そ、負けても(勝つつもりで行ってはいますけど!)納得できるんです。もちろんこういう考え方をしているから必然的に負けるのかもしれませんし、 そう思っているのは筆者だけかもしれない。でも遊技なのかギャンブルなのか、立ち居地を明確にしているというのは大事なことだと思います。

今回の戦績は、また次回以降で書いていく予定。ついでに日本カジノについても、筆者の浅はかな知識なりに色々と考えていこうかなと思います。とりあえず、これを書いているのは出発前日。今はただ、勝つことしか頭にありません。プログレッシブスロットでジャックポットを出そうもんなら滞在を 延長するので、来週のコラムが休載していたら、そういうことなんだと考えてください。きっと、何事もなく(かつ、妙にテンションが低くなって)掲載されているとは思いますが。

——————–

パチンコ・パチスロライター 喜納臭蔵

学生時代にパチンコ・パチスロの魅力に取り付かれて、はや30年以 上。黎明期から始めたファン雑誌でのライター活動も20年を超え、このままずるず ると続けるしかないなと(やっと)覚悟を決める。ファン側の立ち位置にこだわるが故に副収入は一切ないが、なけなしの財布から年1回のマカオ旅行も継続 中。メールアドレス:kusazo@yahoo.co.jp

カジノ, マカオ, 喜納臭蔵