現在のパチスロ市場においてマストな存在となりつつある「ジャグラー」と「ハナハナ」の両ノーマルタイプ。北海道や九州では「ジャグラー」、北関東や東海では「ハナハナ」というように、地域によって設置台数や稼働貢献度にも大きな開きがあるのは皆様承知の通りかと思います。昨年の内規改正により、この2大タイトルを改めて見直すホール様も多く、今後はさらなる需要が見込まれています。
これまで当コラムでは、何度か「閉店チャンス」という番組がありますよという話に触れてきました。そうです、パチスロの知識に関しては素人に毛が生えたレベルの編集部員と、頭皮に微妙な毛が生えたレベルのハゲ編集部員が、閉店55分前から「ジャグラーを打ちます」というあれです。自分もどちらかというと「ハナハナ」より「ジャグラー」派ということもあり、一応のところ“閉店チャンス”をプッシュしてきました。「ハナハナ」に関してはほとんどスルーしてきましたが、「ハナハナ」をプッシュした番組や企画ももちろんあるんです。ですので、これを機に今回はそこらの紹介でもしておきたい思います。
まず一つ目に紹介するのは、「でちゃう!」HP上でも動画がアップされている“楽園天国”(写真01)。電飾鼻男というイカつい編集部員が、PM8時7分(花)からホールさんでハナハナを実戦しますという番組です。基本的なモチーフは“閉店チャンス”と同様で、ハナハナシリーズの稼働貢献に役立つように、当日の出玉状況を動画に撮影し、後日番組として公開しています。良く言えば兄弟番組、悪く言えば単なるパクリといったところです。
番組上では、引いたボーナスの回数分の花の種を植えて、育てていくというエコ番組らしいですが、実戦人を見ての通りエコな香りは一切致しません(個人的にはデューク東郷にしか見えないのでエコというよりは血祭りか)。とある回では、実戦店舗の稼働があまりにも少なく『どうなってるんじゃぁ!』と暴言を吐いたりしていましたが、まだまだ知名度が低い点が難点です。ですが、この電飾鼻男という男、実戦中のトークにはかなりのキレがありますので、ぜひ一度だまされたつもりで視聴してみてほしいなと思っております。
次に紹介するのは、東海エリアを中心に実施している“華田三十郎(写真02)”という来店キャンペーンです。こちらは動画の撮影こそありませんが、歌舞伎衣装に扮した編集部員のばってんとのんけが、朝からハナハナシリーズを実戦して沖スロコーナーを盛り上げていきます。
もっとも沖スロの需要が高い東海エリアにて、このキャンペーンに関する問い合わせが殺到しているようです。うさん臭い話ですが、こんな見てくれでも稼働がものの見事に飛び跳ねるとのこと。ちなみに、どこかで見覚えのある衣装だと感じた方にはかなりの「でちゃう!」マニア。そうです、以前当コラムでもちらっと出てきた“壱川伍右衛門”の使い回しです。毎回使い回して、場合によっては東海と関東の間で郵送しています。歌舞伎衣装なんてバカにならない値段しますからね。そう思えば、“楽園天国”よりこっちのほうが十分エコだと思うのですがどうでしょうか。
まだまだ日が浅い「ハナハナ」企画ですが、いずれは“閉店チャンス”を越えるビッグタイトルになるのではないかと予感しています。ですので、「ハナハナ」でホールを盛り上げたいホール様のご支援とご協力をよろしくお願い致します。
次回は1月15日(木)更新予定です。