【不定期連載】P店人が教える新台の使い方〜第1回

2014.05.07 / 連載

パチンコ業界関係者の皆様、お久しぶりでございます<(_ _)>

このたびPiDEA.web始動に伴い、連載を再開させていただくことになりました。PiDEA.web会員の皆様には、私が知る限りでここでしかみられない有益な情報・ネタをお届けできるよう、誠心誠意取り組んでまいりますので、末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

※記事のアップは現在のところ隔週を予定しておりますが、ネタの有無によって更新の頻度が変動する場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

「ハッピージャグラーⅡ」の出玉率に注意!?

ホール関係者様が頭を悩ませている話題に、

今のパチスロは利益が採れないというものがあります。

皆様ご存知かもしれませんが、最近登場する新機種の多くはモード①出玉率が97.5%を超える設計値となっています。約1年前の機種に比べてモード①投入率が最近劇的に上昇しております。これは、パチスロメーカー様が「自社の機械をホール様に甘く運用してもらえば長期稼動するハズだ!」という想いが込められているからだと思われますが、しかしその情熱は1社だけに留まらず、ほぼ全メーカー様に波及しております。「他社の機械より甘く!!」と低コイン粗利合戦が続いているのが現状です。

そんな中、4月上旬に登場した北電子様の「ハッピージャグラーⅡ」は、前述した内容とは【違った動き】をみせております。というのも、歴代のジャグラーシリーズの中で最もモード①出玉率が低いのです。

※上の写真の2枚目をご参照ください。

ゴールデンウィーク中、「ハッピージャグラーⅡ」は、ジャグラーシリーズの中で最も高いコイン粗利で運用されていました。これは、多くのホール様がこの実態にまだ気付いていないからだと思われます。

当たり前ですが、ジャグラーシリーズでも機種ごとに出玉率は違います(;_;)。それを理解しようとせずに「とりあえずジャグラー」と、雑にまとめたコーナーに適当にモードを投入するような、残念な活用をしているホール様をお見かけします。そんなお店になってしまわないよう注意したいものですね(笑)。

次回は今週(5/7から)導入された「CRぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編」について書かせていただく予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P店人

P業界に従事し、パチンコホール営業にも詳しい謎の人物。PiDEA誌面でも「だからダメなんだよ!」という連載を持っていた。遊技機やホール営業数値に対して深い知識を持ち、業界内からセミナーなどの依頼も多いという。ツイッターは@ptenjin。

 

P店人, ジャグラー