「自己排除プログラム導入」進むシンガポールカジノ

2014.10.03 / カジノ

9月23日、シンガポール現地メディア「チャンネルニュース・アジア」によると、23の賭博事業者が新たに「自己排除プログラム」に参加したことが明らかになった。

「自己排除プログラム」とは、賭博依存症対策として個人が賭博施設への入場を自ら排除する制度で、日本のカジノでも導入が検討されている。これまでシンガポールでは、マリーナベイとセントーサの2つのカジノで同プログラムが運用されていたが、今年5月から導入された新制度では、カジノ以外の賭博施設にも適用範囲が広がり、国民および外国人居住者はウェブ上で簡単に申請ができるようになっていた。

同国では会員制の社交クラブなど、2つのカジノ以外に賭博を提供する事業者が約70存在し、スロットなどのマシンゲームやスポーツくじを提供している。政府機関「RGF(賭博依存対策会議)」は、今後もより多くの賭博場に「自己排除プログラム」への参加を呼びかける方針だ。

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