「リゾーツワールド済州」着工/韓国

2015.02.18 / カジノ

2月12日、韓国の済州島で建設計画が進む統合型リゾート「リゾーツワールド済州」(RWJ)が着工した。

「リゾーツワールド・セントーサ」などを運営するゲンティン・シンガポールと中国不動産開発の藍鼎国際発展が共同で開発を行う。総投資額は18億米ドル(約2150億円)で、開業は2017年の予定だ。RWJは250万平方メートルを誇る韓国最大級の統合型リゾートで、外国人専用カジノのほかにファミリー向けの7つのゾーンに分かれたテーマパークを持つ。また、ウォーターパークや済州島で初となる6つ星ホテル、ショッピング施設のほか、MICE施設なども備えるという。

関係者や報道陣など約500名が参加した12日の着工式には、昨年、リゾート建設に反対姿勢を示すと報じられた済州島の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事も出席。知事は今回の着工に際し、RWJの着工を歓迎するとともに、新リゾートが「済州島の観光地としての名声を高める存在になる」との期待を示した。現在、済州島では8つの外国人カジノが営業しているが、比較的小規模なものが多い。地元政府は、大規模な統合型リゾートの導入で、さらなる観光客の誘致や雇用の拡大を目指す。

※画像は「リゾーツワールド済州」の完成予想イメージ(Landing Jeju Development Co.,
Ltd.のプレスリリースより)

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