「ハイスコアガール」問題でSNKとスクエニ和解

2015.08.27

8月26日、SNKプレイモアは大手ゲーム会社スクウェア・エニックスとの間で生じていた「ハイスコアガール」に関する刑事及び民事の紛争について、両者間の和解が成立したと発表した。

同紛争は2014年5月26日付けで、スクウェア・エニックス発行のコミックガンガンで連載されている押切蓮介氏のコミック作品「ハイスコアガール」に許諾をとらずにゲームを掲載して、著作権を侵害しているとしてSNKプレイモアが提訴していたもの。ハイスコアガールは連載休止、また単行本の発行も停止となっていたが、 今回の和解で出版及び販売が継続される。

和解はSNKプレイモアとスクウェア・エニックスに加え、8月6日付けでSNKプレイモアの大株主となった中国企業レド・ミレニアム社が「本件紛争を早期に解決すべき」として合意したもの。当該2社はそれぞれ告訴取り消しや訴訟取り下げを行っており、スクウェア・エニックス側からも同日付で和解のリリースが出されている。

写真2枚目は、SNKプレイモアが発行したリリース
写真3枚目は、スクウェア・エニックスが発行したリリース

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