SNK「パチスロ撤退」正式発表

2015.11.04

11月2日、SNKプレイモアはパチスロ事業からの撤退を発表した。

リリースによると撤退の理由は「昨今の遊技人口の減少傾向に加え、遊技機の規制変更により、今後のパチスロ市場の先行きは不透明な状況となっております。このような市場環境では事業の将来性を見出すことが困難であると判断し、 パチスロ事業から撤退することと致しました」となっており、また今後についてはパチスロ「ビーストバスターズ」をもってパチスロ機の開発、製造、販売を終了するものの、故障や修理等のアフターサービスについては引き続き対応するとしている。

SNKプレイモアは2004年、4号機「メタルスラッグ」でパチスロへ参入、「スカイラブ」シリーズや「神たま」シリーズといったオリジナルタイトルに加え、「餓狼伝説」や「ザ・キング・オブ・ファイターズ」など自社のゲームタイトルを使用したヒット機種で知られているが、近年は販売台数が伸び悩んでいた。 今後はゲーム事業とライセンス事業に経営資源を集中させるという。また、東京・上野の同社東京営業所は10月31日をもって閉鎖されている。

SNK買収の舞台裏については以下の記事をご参照ください。

【10月30日掲載】 SNK買収の舞台裏/中国企業の狙いは……

SNKプレイモア, ザ・キング・オブ・ファイターズ, スカイラブ, ビーストバスターズ, メタルスラッグ, 餓狼伝説