ZENT名古屋北「牙狼金色」215台導入を超速レポート!

2014.07.28 / ホール

7月28日、サンセイアールアンドディの「CR牙狼〜金色になれ〜」が全国で導入を開始した。中でも、「牙狼金色」を215台導入して、日本一の多台数導入ホールとなった「ZENT名古屋北店」を小誌編集部は取材した。

4月17日にグランドオープンをした同店は、ワンフロアに2100台の遊技機を設置している日本最大級のホールだ。メディアシステム社(エンタープライズ)のホール稼働ランキングでは、頻繁に東海エリアトップ3に選ばれている高稼働店でもある。

「牙狼金色」が設置されているのは、店舗駐車場入り口からすぐのカーペットエリア。開店と同時に来店客が座りすぐに満台となり、常に立ち見客が切れず、終日ほぼフル稼働。15時半からのオープンで並びは881名であった(※参考までに前回の「CRリング」を50台導入した時の並びは568名)。同店の山内大亮店長の話では「新規客が300人以上はいた」というのでその影響力は絶大だ。直線的でストレートな島には床に大理石を使用し、一方、変則的な島配置になっているエリアにはカーペットを施している。オープン当初、4円パチンコのカーペットエリアには、「CRルパン三世〜消されたルパン〜(394ver.)」が設置されていた。これと「牙狼金色」を入れ替えて設置した。

店長に話を聞いた。

Q—「牙狼金色」の評価は?
「今回の導入は2100台に対して215台なので、比率は約10%です。前作の『牙狼ファイナル』でも同程度の比率でした。1000台の店舗が100台購入すると考えるとそこまで特別なことではありません。ただ、トップで導入する店舗とそうでない店舗ではかなり差が出ると踏んでいます。トップ導入の利点を生かし、しっかりと顧客を定着させつつ長期稼働させることを見据えています」

Q—扱い方のポイントは?
「周囲のホールに導入されるまでの期間は高粗利で営業するのがセオリーでしょうが、新規顧客を見込める機種であること、広範囲での集客が狙える機種であること、この2点から薄利営業を心がけることが大切だと思います」

Q—これだけの多台数。中古市場への転売の予定は?
「転売戦略は今のところ考えていません。それよりも定着させることが重要」

 Q—導入から何日目でどんな部分を見て長期稼働すると判断しますか。反対に撤去・減台を考慮するタイミングは?
「当面は朝の飛び込みを状況を見て判断します。他機種とのバランスも考慮する必要があります。特に平日と初動稼働は大きな目安となると捉えています。数値的にどのラインかというのは企業秘密なので明かせません」

Q—これまでの「牙狼」シリーズとの運用の決定的差は?
「基本的なスペックで大きな差はないので、日毎の運用は前作を参考にします。今作は導入スピードと台数が重要だと捉えています。すでに中古では100万円近い値段がついている機械ですから、トップで導入しなかった店舗、あるいは導入しない店舗とはスタートラインが違います」

同店では、なかよしエリアというペア専用シートを設けており、そこにも「牙狼金色」を設置している。

CR牙狼〜金色になれ〜, ZENT名古屋北店, 導入日初日, 牙狼, 特集, 超速レポート, 金色