PiDEA編集部が香港でサッカーくじに挑戦〜その1〜

2014.06.21 / カジノ

ブラジルW杯で2戦1分け1敗の日本代表。予選C組ではFIFAランキング最下位なので、順当なのだけれども、1勝はしてほしい。その気持ちを、小誌編集部は香港のサッカーくじにぶつけてみた。

まず、香港のギャンブルには香港ジョッキークラブ(香港賽馬會)が運営する「競馬」やそのグループ企業が運営する「サッカーくじ」、宝くじ「マークシックス」がある。それぞれが庶民の娯楽として定着しており、なかでも2003年に始まったサッカーくじは近年とくに人気を伸ばしている。昨年はジョッキークラブ全体の収入の約3割を稼ぎ出すまでに成長し、ワールドカップイヤーの今年は大会期間中の一層の売上増が見込まれている。

香港のサッカーくじは、世界の主要リーグ(Jリーグも含む)やトーナメントの試合が対象で、もちろんワールドカップもこれに含まれる。宝くじ的要素が強い日本のtotoとは違い、試合や大会ごとに賭けられるので、日本でのテレビ観戦とは一味違った応援の醍醐味が味わえるのだ。今回は、PiDEA編集部が13日から始まったワールドカップ・ブラジル大会での日本代表をより熱く応援すべく、香港でサッカーくじの購入を実践、その模様を連載でお届けする。

香港ジョッキークラブでは、すでにワールドカップ関連のくじの販売が開始され、WEBサイトに各種オッズも掲載されているので、まずはその一部を紹介していこう。(オッズはW杯開催前のもの)まずは、大会の優勝国を予想する「Champion」。やはりブラジルが予想通りの2.9倍の配当で最高オッズとなっている。次にドイツの5.5倍、アルゼンチン、スペインが同オッズの6倍と強豪国が続く。ちなみに日本は出場32カ国中17番目、125倍の配当だ。次に、どの大陸から優勝国が出るかを当てる「Winning Continet」では、ヨーロッパと南米がそれぞれ1.85倍。固い勝負だが配当は少ない。一方、日本が含まれるアジアは100倍と配当は高いもののやはり人気はない。また、大会の決勝カードを予想する「Finalists」では、最も人気が高い組み合わせはブラジル対アルゼンチンの7.5倍と夢のカードだ。そのほか、グループリーグの1位を予想する「Group Winner」や、同じく2位も予想する「Group Forecast」など、運だけでなく知識と分析力を必要とする「サッカー脳」が試されるものもあり、サッカーファンにとっては魅力ある賭け方が目白押しだ。

次回は、試合ごとのさまざまな賭け方について紹介し実際にサッカーくじを購入してみる。

The Hong Kong Jockey Clubサイト

※写真は香港ジョッキークラブの場外馬券場とホームページ

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