香港競馬が過去最高のシーズン売上高を記録

2014.07.14 / カジノ

7月6日、香港ジョッキークラブが主催する2013~14年の競馬の全日程が終了した。

ジョッキークラブの発表では、シーズン中の売上高は約1018億3000万香港ドル(約1兆3300億円)で、前年比8.5%の増加。史上初となる1000億ドル越えを記録した。6日のレース最終日には、38,680人の競馬ファンが香港にある2つの競馬場、沙田競馬場と跑馬地競馬場に駆けつけ、シーズンを通じて動員数2百万人以上を2年連続で達成。また、最終日の売上げは17億7800万ドルに達し、1996~1997シーズン最終日に記録した1日あたりの売上記録を17年ぶりに更新した。ジョッキークラブの執行役員、ビル・ネイダーは「今シーズンは香港競馬史上、最も素晴らしいシーズンとなった。香港は狭い場所ながら大きな活力に溢れているということを世界の競馬界に示したと思う」と語った。

IFHA(国際競馬統轄機関連盟)によれば、香港競馬の売上げは日本、英国、オーストラリア、フランスに続く世界5位(2012年)。上位国のなかでも飛び抜けた売上規模を持つ日本を除けば(約2兆4118億円/2013年)、今後、香港競馬の存在感がさらに高まる可能性はある。2014~2015年シーズンは今年9月14日から始まる。

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