香港で億万長者14%増加/不動産バブルが要因

2015.03.30 / カジノ

3月25日、香港紙「サウスチャイナモーニングポスト」によると、香港市民のうち1000万香港ドル(約1.5億円)以上の流動資産を持つ人が昨年に比べて14%増加したことが金融機関の調査で明らかになった。

香港中文大学の講師は「億万長者の増加理由として近年の不動産価格高騰による資産の増加が主要因」と言う。しかし一方で、これらの億万長者のうち11%は5年以内の海外移住を検討しているとの調査結果も出た。移住先で最も人気が高いのはカナダで、次いでイギリス、アメリカ、ニュージーランド、台湾など。香港の億万長者たちは現在の香港の生活環境に満足しておらず、特に教育システムにおいては約40%の人が不満を抱いている。調査では、約36%の億万長者がすでに子供を海外に留学させているとの結果も出ている。

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