一部屋67億円!! アジア最高額マンション売却/香港

2015.04.07 / カジノ

4月3日、香港紙「サウスチャイナモーニングポスト」によると、現地不動産会社「恒基兆業地産(ヘンダーソン)」が、アジア最高額となるマンションを売却したことが分かった。

物件は香港の金融街・中環エリアにほど近い高級住宅街の高層マンション「天匯(ティンウィ)」の45階部分で、1平方フィートあたりの価格が93,000香港ドル(約143万円)。専有面積は4,664平方フィートで、合計価格は4億3380万香港ドル(約66.6億円)、アジアで最高販売価格を記録した。購入者の詳細は明らかにされていない。

香港政府の土地登記処がこのほど発表したデータによれば、今年3月の不動産の取引総額は572億香港ドルにのぼり、前年同月比20.2%の増加。一方、取引件数は減少しており、ここ11年間で最低水準だった。現地専門家によれば、金融当局が貸付基準の強化を実施したことから、低予算の不動産購入者が市場から締め出され、今後、取引件数はさらに減るものと見られている。

ちなみに日本最高額の分譲マンションとしては、バブル末期の「ドムス南麻布」の27億5000万円と言われている。

※画像はアジア最高販売額を記録した高層マンション「天匯」

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