6月のカジノ収入が5年ぶりのマイナス成長/マカオ

2014.07.04 / カジノ

7月2日、マカオの賭博監査協調局によると、6月のマカオ全体のカジノ収入は272億1500万マカオパタカ(約3459億円)であることが分かった。

昨年同月の282億6900万マカオパタカに比べて3.7%減少し、最近5年間で初めてのマイナス成長となった。前回マイナス成長だったのは2009年6月。リーマンショック後の世界的な金融不安が発生したことからマカオのカジノ収入にも大きな影響を与え、前年同月比で17.1%も収入が減少した。バークレイズの報告では、6月の収入の落ち込みはサッカーW杯の開催によるVIP収入の減少が原因と指摘している。前回の南アフリカ大会開催時は、先月比で20%も収入が落ち込んでいる。一方、2014年の上半期(1~6月)のマカオのカジノ収入は、合計1930億860万マカオパタカで前年比12.6%のプラス、2ケタ成長をキープしている。

 

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