MGM、サンズ、ウィンなどカジノトップが日本IRに意欲/JGC

2014.05.22 / カジノ

5月15日、16日にジャパンゲーミングコングレス(JGC)がコンラッド東京(汐留)で行われた。

同会議に、世界のカジノトップが集結し、日本カジノへの意欲を示した。トークセッション「シンガポールを上回るといわれる市場の潜在力-高い期待を実現するロードマップはあるか?」に出席したのは、(写真左から)司会のハーマン・ブレインクマイヤー(インスパイアードゲーミンググループのアジア担当上級副社長)と、MGMリゾーツのジム・ミュレン(取締役会長兼最高経営責任者)、ボイドゲーミングコーポレーションのキース・スミス(最高経営責任者)、ウィンリゾーツのマット・マドックス(最高財務責任者)、ラスベガスサンズのマイケル・レヴィン(最高執行責任者)、ブルームベリーリゾーツのトーマス・アラシ(最高執行責任者)の6名。

質疑応答の中で、ジム・ミュレンは「日本に2000万人の観光客を誘致するのは夢ではない。IRはそのために大きな役割を果たす」、マット・マドックスは「質とサービスが重要だ。日本文化をしっかり融合させなくてはいけない」、マイケル・レヴィンは「日本のカジノ市場はマカオとシンガポールの中間だと思う。私が日本カジノに参入する際はシンガポール型を採用したい」、キース・スミスは「東京と大阪は優れた交通機能を持っている。これを生かすべきだ」、トーマス・アラシは「私は2年間日本に住んだことがある。IRには日本の商習慣に詳しいパートナーが必要だ。そして政府にもビザ発給用件の緩和などをしてほしい。ブルームベリーでは日本文化を融合したメガリゾートをつくる用意がある」と述べた。

「小額出資者でも参加できるか」との質問には全員が「適正な金額であれば、迎える用意がある」と答えた。

MGM, ウィン, カジノ, サンズ, ソレア, ブルームベリー, ボイド