IR推進法案が施行、今後は依存症対策が焦点に

12月15日に成立したIR推進法案、いわゆるカジノ法案が26日に公布、施行された。産経新聞のweb版、産経ニュースによると、政府は法施行を受け内閣官房を中心にIRの具体的な制度設計に着手。年明けにも安倍晋三首相をトップとする整備推進本部を内閣に設置し、実施法案の策定を加速させると報じている。

またギャンブル依存症対策を検討するため、厚労省内部に「依存症対策推進本部」が設置。今後は面接調査によりギャンブル依存症についての実態調査を行うほか、パチンコや競馬などを含めて、包括的に依存症対策の法整備を行うことになる。産経ニュースでは「ギャンブル全般の依存症の対策法案を来年の通常国会に提出する方向で検討に入った」と伝えている。