A-gon「昭和物語」手打ち式40年ぶりに復活

2015.10.02

10月2日、A-gon(エイゴン)は手打ち式パチンコ第一弾「CRA-gon昭和物語」のプレス発表会を同社ショールームで開催した。

2015年5月25日に日工組へ加盟して以降、株式会社A-gonは電動ハンドルを搭載しない手打ち式パチンコで原点回帰を目指すため開発を進め、約40年ぶりに手打ち式パチンコが復活させた。

「CRA-gon昭和物語」は、非電動チューリップ機で15個賞球タイプ(賞球数5&7&15)と10個賞球タイプ(賞球数オール10)の2スペックを発売。盤面上部のGOを狙って、役物内の3つの穴に玉を入れる。中央穴の大当りは縦3連チューリップ連動で15個賞球タイプなら、手順次第で最大210個の玉を獲得できる。

発表会の冒頭には、同社の金子亮太代表取締役は「手打ち式パチンコを40年ぶりに復活させることができました。真の原点回帰に挑戦します」とあいさつした。また、ゲストとして、脳科学者で諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀氏が手打ち式パチンコを遊技することの脳トレ効果を発表。次に、パチンコ博物館館長の牧野哲也氏が新機種を試打した。牧野氏が「いらっしゃいませ×3!出ます、出します、取らせます」とホールのマイクパフォーマンスを行いながら打つと、500個あった持ち玉はみるみる内に1000個を超えた。試打を終えると、「平成13年から14年にかけて手打ち式パチンコは絶滅しました。それが復活したことは素直に応援したい。初めての方には難しいかもしれませんが、そこは慣れで解消していくしかありません。私自身も最初は全然できませんでしたが、反省と悔しさが上手くさせました。そういうプレイヤー自身が上達していくところに面白みがあります」と語った。

「CRA-gon昭和物語」の定価は税別で28万8000円。納品日までに注文をすると早期値引きとして1万円。2台以上の購入で3万円の値引きがある。納品日は12月6日。

写真1は、左からパチンコ博物館館長・牧野哲也氏、株式会社A-gon代表取締役・金子亮太氏、諏訪東京理科大学教授・篠原菊紀氏

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