6月カジノ収入は過去5年で最低水準へ

2015.06.22 / カジノ

6月19日、マカオ現地メディア「マカオビジネス」によると、マカオ政府の経済財政司長・梁維特(ライオネル・リョン)は6月のカジノ収入が過去5年間で最低水準の160億マカオパタカ程度まで落ち込む可能性があるとの見解を示した。

今年に入って、月次カジノ収入の平均は209億パタカだが、今月はこれよりも大きく下回ると予想され、先月からも約20%下落する見通しだ。リョン氏によれば、仮に今月の収入が157億パタカ以下だった場合、今年上半期の平均収入が200億パタカを下回るため、政府は緊縮財政を実施する可能性があることを示唆。一方、財政措置は教育や医療、公共事業など住民生活への影響がない分野で実施するとしている。

 

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