2015年上半期の純利66%ダウン/ギャラクシー

2015.08.20 / カジノ

8月19日、マカオのギャラクシー・エンターテイメントは今年上半期の業績を発表し、同期の純利益が20億香港ドル(約320億円)で、前年同期に比べ66%減少したことを明らかにした。カジノ収入の低迷に加え、約10億円の臨時支出などが影響した。なお、同期の総収入は254億香港ドルで前年比34%減だった。

今年1月から6月までの同社のカジノ収入は、36%減の245億香港ドル。4月から6月の第2四半期に限っては38%減の112億香港ドルだった。同社会長の呂志和(ルイ・チェウー)氏は「マカオ市場は引き続き厳しい環境が続いている。顧客の消費行動は依然として注意深く、グループの収入に影響を与えた」とし、「新施設の開業による人件費の上昇も響いた」と説明した。同社は今年5月27日にコタイ地区の旗艦カジノリゾート「ギャラクシー・マカオ」の第2期開業と劇場やショッピングモールなどを備えた新施設「ブロードウェイ・マカオ」を同時開業した。

※画像はコタイ地区の「ギャラクシー・マカオ」と第2期開業時の模様

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