7月27日、カジノコンサルタント会社GBGCがカジノの収入における「世界最大のカジノリゾート」のランキングを発表したことが分かった。
ランキングのトップ10のうち、1位の「ギャラクシー・マカオ」をはじめ8位までマカオ勢が独占し、収入の低迷が続くなかでも世界では依然として高いポジションにあることが明らかになった。9位、10位に付けたのは「マリーナベイ・サンズ」と「リゾーツワールド・セントーサ」のシンガポール勢。トップ10はすべてアジアのリゾートが占めた。以降のランキングは「クラウン・メルボルン(豪州)」、「ゲンティン・ハイランド(マレーシア)」、「サンズ・マカオ(マカオ)」、「江原ランド(韓国)」の順。ラスベガスのカジノリゾートが上位にランクインしていないが、同地では非カジノ部門の整備が進んでいることから、収入におけるカジノ部門の比率が低いことを示している。対してアジアのカジノリゾートは、依然としてカジノ偏重のビジネスモデルである事実が浮き彫りとなった。
■世界最大のカジノトップ10(収入ベース)
1位 ギャラクシー・マカオ (マカオ/ギャラクシーエンターテイメント)
2位 グランド・リスボア (マカオ/SJMホールディングス)
3位 シティ・オブ・ドリームス(マカオ/メルコクラウン)
4位 ウィン・マカオ (マカオ/ウィンリゾーツ)
5位 ヴェネチアン・マカオ (マカオ/サンズ・チャイナ)
6位 MGMマカオ (マカオ/MGMチャイナ)
7位 スターワールド (マカオ/ギャラクシーエンターテイメント)
8位 サンズ・コタイセントラル(マカオ/サンズ・チャイナ)
9位 マリーナベイ・サンズ (シンガポール/ラスベガス・サンズ)
10位 リゾーツワールド・セントーサ (シンガポール/ゲンティン)
※画像はランキングで「世界最大のカジノリゾート」に輝いた「ギャラクシー・マカオ」