60周年迎え次代へ 千葉県遊協、加盟店184店舗時代の組織改革を推進

2026.06.08 / 組合・行政

千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合(星山聖達理事長)は6月5日、第60回通常総会を開催した。創立60周年の節目となる総会では、業界の歩みを振り返るとともに、店舗数減少やファン離れなどの課題を共有し、次代を見据えた組織改革と業界の方向性を確認した。

星山理事長はあいさつで、1966年の組合設立以来の歴史を回顧。手打ち式からデジタル機、CR機、スマパチ・スマスロへと遊技機が進化する中、パチンコが地域に根差した大衆娯楽として発展してきた経緯を紹介した。

一方で、県内の組合加盟店舗数は2001年の約700店舗をピークに減少し、現在は184店舗まで縮小。遊技人口の減少や設備投資負担、運営コストの上昇などにより、経営環境は厳しさを増しているとした。

こうした状況を踏まえ、組合では地区組合を再編し支部制への移行を進めるなど、将来を見据えた組織改革に着手。依存症対策や子どもの車内放置事故防止、暴力団排除活動などの社会的責任を果たしながら、スマート遊技機の普及を通じた新たなファン層の開拓を目指す方針を示した。

総会では、千葉県警察育英会への寄付や「夢丸ファンド」を通じた福祉施設への支援など、地域社会との共生を目的とした社会貢献活動についても報告された。

来賓の千葉県警察本部生活安全部風俗保安課の越智政博課長は、業界の防犯活動や社会貢献活動に謝意を示すとともに、遊技機検査への協力や適正な広告宣伝、特殊詐欺防止対策など、引き続き法令遵守の徹底を要請した。

また総会後には星山理事長が遊技産業議連の支部長の立場から活動状況を報告。議連には100人を超える国会議員が参加しており、6月9日には総会が開催される予定だという。受動喫煙対策や依存症対策、2030年のIR開業を見据えた業界の位置付けなどを重要課題に挙げ、業界の社会的地位向上と健全な営業環境の確保に向けた政治活動への理解と協力を呼びかけた。

 

夢丸ファンド, 遊技機検査, 広告宣伝, 殊詐欺防止対策, 遊技産業議連