8月1日、マルハンが3店舗同時オープン――都城・月寒・札幌で新たなスタート

2025.08.01 / ホール

株式会社マルハン(本社:京都・東京)は2025年8月1日(金)、全国で3店舗同時にグランドオープンした。オープンしたのは、宮崎県の「マルハン都城店」、北海道札幌市の「マルハン月寒店」、そして同市東区の「マルハン札幌北店」である。それぞれが独自のコンセプトを掲げ、地域に根差した〝次代のスタンダード〟としての役割を果たす意気込みを見せている。

壊す覚悟と創る意志――都城店は“真っ向勝負”の象徴

西日本カンパニーが手がける「マルハン都城店」(宮崎県都城市)は、老朽化と時代とのミスマッチを乗り越えるため、単なる改装ではなく建物の解体・新築という大胆な決断を実行。白を基調としたパチンコエリアと、青をテーマにしたパチスロエリアに分かれた空間は、非日常を演出するデザインが施され、特に壁面LEDビジョンによる演出が目を引く。設置台数はパチンコ480台、パチスロ450台の合計930台。

マルハン都城店

“にゃんまる”が迎える遊び心の殿堂――月寒店はコンセプト重視

一方、北日本カンパニーが開業した「マルハン月寒店」(札幌市豊平区)は、“にゃんまる”をモチーフにした全国でも珍しいコンセプト店舗。ピンクとパープルを基調にした遊び心あふれるデザインが、他店舗とは一線を画す。天井からキャラクターが顔を覗かせるユニークな仕掛けや、北海道内他店からの挑戦異動スタッフらによる明るく賑やかな雰囲気づくりも特徴。設置台数は649台(パチンコ312台、パチスロ337台)。

マルハン月寒店と大谷聡店長

北海道初のテナント型店舗――札幌北店は“ファンづくり”の最前線

さらに「マルハン札幌北店」(札幌市東区)は、ドン・キホーテとの併設型という北海道初の試み。設置台数は1000台超(パチンコ410台、パチスロ628台)と大型で、店内には日本ハムファイターズを応援する専用ブースも用意されており、スポーツファンにも訴求する戦略が光る。青を基調とした洗練された空間で、“マルハンNo.1のファンづくり”を掲げる。

マルハン札幌北店と佐藤武司店長

3店舗同時オープンという大規模展開は、地域密着とブランド価値の両立を目指すマルハンの戦略を如実に示している。今後も同社の動向から目が離せない。

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