コナミグループが6月に株式会社コナミアーケードゲームスを設立。代表取締役社長には西村宜隆氏が就任予定

2025.05.15 / その他情報

2025年5月15日、コナミグループ株式会社は、子会社である株式会社コナミアミューズメント(以下、コナミアミューズメント)の事業の一部を、2025年6月2日付で新たに設立する株式会社コナミアーケードゲームス(以下、コナミアーケードゲームス)に、会社分割(吸収分割)方式で承継させることを発表した。

これまでコナミアミューズメントは、コナミグループの中でもアーケードゲームの制作・販売と、遊技機の制作・販売を担ってきたが、今回の事業再編に伴ってアーケードゲームの制作・販売部門の一部をコナミアーケードゲームスに移す形となった。

新会社の代表取締役社長に就任するのは「西村 宜隆」氏。同氏は現在、コナミアミューズメントの常務執行役員と、制作本部の本部長を兼任しているが、もとを辿れば音楽ゲームに実装される楽曲のサウンドクリエイターとして活躍していた人物だ。”DJ YOSHITAKA”の愛称でも知られており、熱狂的なファンも存在する。このことからコナミアーケードゲームスは、音楽ゲームの開発に強みを持つ会社であることが考えられそうだ。

コナミアミューズメントはこれまで、「マジカルハロウィン」シリーズや「GI優駿倶楽部」シリーズなど、パチンコ・パチスロにおいて人気シリーズ生み出してきた。今回の再編で、同社は管掌領域が限定された分、会社としての意思決定にさらなるスピード感が生まれるかもしれない。

(コナミグループ株式会社によるプレスリリース)

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