2023.05.22/ホール
メッセがテンガイ・三鷹店の事業を承継。三鷹駅前はメッセ独占状態に。
2025.02.20 / ホール株式会社メッセ(本社:東京都港区、代表取締役:宮本君夫)は、株式会社テンガイ(本社:福岡県小郡市、代表取締役:平本二朗)が運営する「テンガイ・三鷹店」の事業に関する権利義務を承継することを、令和7年2月20日付の官報にて発表した。
これにより、テンガイ・三鷹店の経営権はメッセへと移行する。具体的な譲渡額や条件については明らかにされていないが、今後はメッセのグループ店舗としての運営が検討されると見られる。
メッセはすでに三鷹駅南口徒歩0分の距離に「メッセ三鷹店」(パチンコ529台、パチスロ448台)のメガ級店舗を経営している。「テンガイ・三鷹店」(パチンコ419台、パチスロ281台)も駅前店としては規模が大きい。三鷹駅前市場に限定すれば、メッセorテンガイの2択状態だったが、その均衡が崩れた。
パチンコ業界では、近年の市場縮小や規制の強化を背景に、ホール間の統廃合や事業譲渡が進んでいる。メッセは関東を中心に店舗を展開しており、今回の事業承継によって営業エリアをさらに強化する狙いがあると考えられる。
一方、テンガイを運営する株式会社テンガイは、主に九州地方を拠点に12店舗を展開してきたが、今回の譲渡で事実上の東京撤退ということになった。