「スマスロモンキーターンV」開発時に意見が割れたあの機能について開発者自ら初公開!

2025.01.20 / メーカー

PiDEAWARD2024受賞式パチスロ部門大賞
投票数:990/3126
スマスロモンキーターンV

2024年のパチスロシーンを代表する機種となり、山佐の復活を決定的にした「スマスロモンキーターンV」。山佐ネクスト株式会社の開発部長である白石顕大さんに、開発時に議論となったポイントや、こだわりなど裏話を聞いた。


 

編集部(以下、編):「モンキーターンV」が支持された理由は、どこにあるとお考えですか。

白石顕大氏(以下、白):スペックや演出バランス、液晶映像やサウンド、デザインなどパチスロを構成するすべての要素のトータルバランスの高さがご支持いただけた要因かと思います。実は開発の途中でメダル機からスマスロへとシフトチェンジした機種でもあるんです。単に「スマスロ=高射幸」ではなく、モンキーらしい遊びやすいゲーム性に「青島SG」のようなスマスロならではの強みをプラスしたいと考えました。

編:特にこだわった演出やシステムのポイントを教えてください。

白:モンキーターンの魅力をさらに昇華させた新しい打ち味の体験を目指しました。例えばその1つがSGRUSH中の「ぶっちぎりバトル」です。映像、サウンド、出玉面……、特に映像は何度もリテイクを繰り返し最後までこだわりました。また、通常時はシステム面を大きくブラッシュアップしました。中でも「EXアイテム」などいくつかの新しいゲーム性の搭載については、社内で意見が割れましたが、最後は開発チームが面白いと信じたことをすべてやりきってくれました。実はかくいう私もEXアイテムの搭載には反対派でしたね(笑)。

白:特に勇気をもって変えた点は?

白:ゲーム数テーブルから周期・ポイント制にしたのは大きな英断でした。この変更により、シリーズファンから批判が出ることはある程度は覚悟していたのですが、通常時のリアクション性を担保しつつ、モンキーの特徴であるゾーンで当たるゲーム感は、周期・ポイント制になっても大きく変わらないバランスに調整できるという開発メンバーの強い思いもありました。開発の終盤ギリギリまで、ゲーム性の試行錯誤に挑戦し続けた開発チームの粘りと熱量。また、開発過程での徹底的な試打調整とトライアンドエラー、そこから生まれてきた深い作り込みは、これまで開発してきた機種の中でも随一だと自負しております。

編:2024年は山佐の年でした。社内で変わった点があれば教えてください。

白:正直なところ、開発現場でそこまで大きく変わった点はありません(笑)。

編:最後にこの機種を楽しんでいるファンへメッセージをお願いします。

白:モンキーファンの皆さま、この度は本当にありがとうございました! 「モンキーターンV」は本当に奥が深い機種ですので、まだまだ経験していない展開や演出などがたくさんあると思いますので、これからも引き続き楽しんでもらえたら嬉しいです。また、今後も良い意味で皆さまの期待と想像を飛び越えるような開発に挑戦していきます。山佐グループではAタイプからハイスペックAT機まで幅広い開発を行っており、「モンキーターン」や「ゴッドイーター」以外にもあらゆるタイプのプレイヤー様に楽しんでいただける機種作りを目指していきたいです。

PiDEAWARD2024, 山佐ネクスト, スマスロモンキーターンV
四海樓air
M’sガーデン
ピータイムおもろ
ピータイム津嘉山
モナコ宝塚
e/押忍番長漢の頂/L09
eF.からくりサーカス2 R
PA大海物語5 HLD
P大海物語5スペシャルALTA
P FAIRY TAIL 89Ver. FWZ
L少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The SLOT-
Lバイオハザード5
L東京喰種
L回胴黙示録カイジ 狂宴
LディスクアップULTRAREMIX
現代のホールが求める新しい才能
vol.223
現代のホールが求める新しい才能