【アスカ杉戸店】店と常連客の心を通わせる「店長座談会」という名の儀式

2024.03.11 / ホール

A1サイズのポスターにデカデカと大書された「店長座談会のお知らせ」という汚い手書き文字。そこに感じた並々ならぬ決意と覚悟。一体どんなことが起こるんだろうということで、会議をブッチして取材してきました。

場所は埼玉県北葛飾郡。今回の主人公は3月1日から系列店のアスカ蕨店からアスカ杉戸店に異動してきたばかりのよしだ店長(@TakaSlot)です。よしだ店長は、着任するやいなや、「良いお店づくりのため、お客さまの生の声を聞かせてください」という趣旨で、3月11日朝8時半からホール内に専用デスクを設け、「店長座談会」を開催しました。

 

 朝8時半。今日は良い取材をするぞと胸を弾ませてお店に着くと、店長の座談会デスクには誰もお客さんはきていませんでした。取材する側としてはハラハラする展開でしたが、よしだ店長は「そのうち来てくれるといいですね!」と笑い飛ばして全然気にしていません。

時計が9時を回ったころ、徐々に常連客が集まり始めます。店長座談会のイーゼルに目を運ぶものの、コミュニティの会話優先で話かける様子はありません。もしかして誰も話さずこのまま12時をむかえてしまうのではと思っていたところ、一人の男性客がイーゼルをまじまじと見つめ、そしておもむろに話し始めます。

「……あんたが新しい店長? あのね、来店ポイントのことなんだけどね。地域のゴミ出しで指定されているゴミ袋と交換できるようにならんかね。あれって結構高いからさ」(60代男性客) これに対してよしだ店長は、「それは重要なことですよね。分かりました!」とだけ言って要望を承知すると、それ以降は40分くらい雑談タイムが続いていました。

 
そこからは1人抜ければ1人対応といった形で入れ替わりの様相です。 12時まで開かれていた座談会デスクで集まった主な意見はこんな感じです。

・「来店ポイント交換会を月1開催じゃなくて毎日開催してほしい」とか

・「台に備えつけられた電子タバコ用の灰皿が使いにくい」とか

・「パチンコの乙女を設置してほしい」とか

……割と普通なことをお客さまは求めているんだなという感想です。これがSNSで意見を募集したりしたら「もっと玉を出せ」とか、そういう意見に偏ってしまいそうなものですが、意外と膝を突き合わせて向かいあったら必ずしもそうならないんだなと。

ただ同時に、これがよしだ店長の求めていたことなんだろうかとも思ってしまいました。

■なんで座談会を開催したの?

お昼過ぎに一通り対応を終えたよしだ店長に、改めて「なんでこれをやったのか?」を直撃していきます。

そもそもですが、今回、よしだ店長が座談会を開催しようと思ったのは、新しく店を任される者として、「常連さんを蔑ろにしたくない」という思いからだったようです。施策自体はよしだ店長の発想ではなく、つばてんさん@tsubatenという別の店舗の店長さんが実施しているのを見て着想を得たとのこと。

よしだ店長が以前任されていた蕨店では、客層の中心が若者だったため、SNS戦略によって稼働を爆上げすることに成功したようですが、杉戸店は郊外型のロードサイド店舗です。年配層やSNSを見ない常連客の方も多いので、今までと同じようにはいかない。

だからこそ、一人ひとりと向き合ってやることに意味があると判断したのでしょう。

「野菜の袋の生産者の写真じゃないですけど、顔が分かっていた方が常連さんも多少は安心できますよね。そこで得体の知れない店長よりも外からどんな人間なのか見えて、直接会話をするだけでも違うんじゃないかと考えて開催にいたりました。

店長の顔が見えないせいで『店長が変わったから出なくなった』という話が常連さんの間で噂立って、お店から離れられるのは嫌ですし、その話を直接僕にぶつけてもらうだけでも常連さんの不満も解消されるのではと思い実施しました」(吉田店長)

そういう意味では目的は達成されていたように思います。手書きの文字からなんとなく店長の人柄も伝わってくるものがありますし、全身全霊でお客さまと向かい合って、なんとか信用してもらおうとする。

受け答えできたお客さんの数でいえばせいぜい10人かそこらでしょうが、店内のポスターを見れば、悪いイメージを持つような人もあまりいないでしょう。 「ちゃんと向かい合ってくれる店長」と認識されていくはずです。

■そもそもよしだ店長ってどんな人なの?

 
よしだ店長がどんな流れで杉戸店の店長になったのかざっくり説明するとこんな感じです。

・今年2月末まではアスカ蕨店の店長で、Xの話題作りで稼働を爆上げした(約9ヶ月間で達成)。

・その実績を買われてアスカ杉戸店の店長に抜擢される。

・3月1日から杉戸店の店長に就任。

 

蕨店は駅前にある135台設置のスロ専。一方の杉戸店はロードサイドにあるPS併設店でパチンコが506台、パチスロは242台です。規模的には5倍以上も開きがあって、市場も客層も有効な広告宣伝も180度違う新天地で店長を任されることになったというわけです。

こうした問題はパチンコホール店長ならあるあるなのでしょうが、考えを即座に実行するスピード感。そして、恥をかなぐり捨てた手書き文字POP。こうした行動力にお客さまは心を通わせていくのかもしれないなと思いました。

出玉が出る出ないという機械的な事象ではなく、「あなたが、私のお店で打つ理由を、私が作ります」とでも言いましょうか。そんな決意と覚悟を僕だけではなくお店にいるほとんどの方が感じることができたのではないかと。

取材を終えた時よしだ店長は、「話しかけてくれる人が思ったよりも多くてよかった」と安堵しておられました。また、「これからですよ。これから」と言った時の凛とした表情は、きっと得るものも多かったに違いありません。 こういう会話できる店長って、皆さんはどう思いますか?

(文:リリィ @lily_pidea )

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