【eルパン三世 銭形】新台期待度調査隊-調査ファイルNo4

2023.10.13 / 機種

「このスペックなら打ってみたい」
スマパチは打たないに終止符か?

パチンコを打つ上で、確率分母はかなり大切だ。勝負をするためのハイミドルから遊ぶための甘デジまでさまざまなタイプに別れている。しかし、今年の4月から導入が始まったスマパチはユーザーにとってメリットを打ち出せておらず多くの機種が身を結んでいない。

唯一、結果が出ている機種といえば、京楽の「eSAO」だ。ただし初当り確率は、P機の同様の初当り確率1/319で、Cタイムも111回の時短という点でかなり控えめな性能で、スマパチだからヒットしたというには難しい。

「スマパチは初当り確率が重くなっただけで、出玉量を体感しにくい」というのがユーザーの本音ではないだろうか。そんなネガティブイメージを払拭し、スマパチだからできたスペックの機種が11月20日より導入される。それが平和の「eルパン三世 銭形からの招待状」だ。なんと言っても注目すべきはそのスペック。MAXタイプ仕様のロングST機を彷彿とさせ、ようやくこのスマパチならば打ってみてもいいのではないかと思えるスペックである。

 しかしあくまでこれは素人目線。ホール関係者らは本機をどうみているのか、こちらのパートでもとあるホールの遊技機選定者に話を聞いた。

「これ、スマパチのヒットになりうるんじゃないでしょうか。スペックとしてはMAX機時代のV確STを彷彿とさせますよね。RUSHに突入すれば150回のロングST、通常でも時短100回。しかもすべての出玉が1500個なのでかなり安定感があります。機種自体の評価はかなり高いんですが、エヴァとRe:ゼロの新作も同時期発売で、潤沢に導入できなかったことが自社の懸念点です。今回はお馴染みのキャラを中心とした世界観で構成されているので、かなり演出が分かりやすくなっている点も高評価です。

ここかr2023年4月に立て続けにP機、スマパチとリリースされた「ルパン三世THE FIRST」の焼き増しによって、コンテンツの印象はあまり良くありません。今でこそ、「エヴァ15」「Re:ゼロ鬼がかり」の二強のパチンコ市場ですが、同じハイミドル機で2機種に次ぐ実績を残した機種は海シリーズを抜けば「Pルパン三世2000カラットの涙」とないます。ヒットするにはコンテンツ、スペック共に申し分ないのです。本機のスペックはMAX機時代のV確STタイプに近く、ロングST&時短&オール1500発出玉となっており安定感のあるスペックにヒットへの期待は高いものです。スペック自体に安心感はありますが、やはり初当り確率が1/349.9という点が懸念点となります。ただし、初当りさえ獲得できれば時短100回と約1500発が獲得できるため今までのスマパチよりも恩恵は感じられるはずだと考えています。シンプルで分かりやすい演出やフローをブラッシュアップしたような印象があり、タイプラ予告・不二子絡みの演出を高期待度へリバランスした点にも良さを感じています。さらに、ラッシュ中の出玉速度が速すぎない点も評価が高いです。全国ホールに導入後、ユーザーさまにスマパチの好印象を与えてほしい1台です。

同じくホール店長Aも本機を高評価している。「ご存知の通り、スマパチの稼働は、SAO一辺倒となっていますが、P機と同じ初当り確率なので、本来のスマパチのヒットと言えるのか釈然としていませんでした。このスペック、MAXタイプの牙狼の改良版ですよね。今年の春先にリリースされたルパンが散々な結果だったのでユーザーにネガティブな印象が残ってないかだけが心配ですが、ようやく1/349でもユーザーさんにとって打ってみたいと思ってもらえるような機種が登場するのではないかと思っています。稼働実績が楽しみですね」

機種選定者、ホール店長ともに事前評価はかなりの高評価。スマパチの中でもようやく長期稼働に期待できる機種のようである。なんと言ってもそのスペックに注目しており、初当り下限値が下がっていても、出玉や初当り時の恩恵に納得いくものなのではないかと推察している。

平和の運営する、キュインちゃんねる@HEIWA(ハルルナ)ではすでに本機の先行試打動画が公開されており、ユーザーからのコメントも高評価と期待感の高い意見が多く集まっている。やはりオール1500個という点、通常でも時短がついてくる点にようやくスマパチを打つメリットを感じているようである。

本機の導入は11月20日から。導入前の評価と、実際にユーザーが打ってみた時の反応がどうなるのか。また、これからスマパチがヒットしていく流れを生み出せるのか期待したい。

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