2022.01.14/組合・行政
9月14日、日遊協(西村拓郎会長)は定例理事会後の記者会見を開催した。
会見ではプレジデントオンラインの記事「パチンコ依存→借金→コンビニ強盗」という悪循環…世界でも類を見ない「ギャンブル大国・日本」という現実https://president.jp/articles/-/72791?page=1に対して、21世紀会の代表者名による要請文(8月24日付)をプレジデントオンライン編集部に送り付けたことが報告された。
「記事は業界人にとってはショッキングな内容であり、問題視したのはネットの記事がそもそも平凡社の新書『ギャンブル依存』の引用の形を取っており、そのデータが非常に古い。また、パチンコ業界の取り組みがまったく触れられていない。そんなアンフェアーな記事が世に出れば、大きな誤解につながりかねないといった趣旨の文書を出した」(事務局)と述べた。
この要請文には、業界のギャンブル依存への取り組みを理解してもらうとともに、(新書であるにもかかわらず)古い、かつ誤ったデータを引用した誤解や偏見を招きかねない記事を修正してもらいたいという意図が込められているという。
ちなみに、要請文はプレジデントオンライン編集部から平凡社と筆者(染谷一)にも共有されている。
※写真は「表紙には非常に悪意がある」と日遊協事務局が糾弾する新書。オビの写真にはエスパスの外観も……