21世紀会決議改定の背景と、ホールが留意すべき点(下)

2021.05.11 / 組合・行政

前稿では、パチンコ・パチスロ産業21世紀会(以下、21世紀会)が5月7日に発表した、決議内容改定の背景について解説したが、本稿では、今回の改定を受けてホール営業者が留意すべき点について述べたい。

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前稿では、パチンコ・パチスロ産業21世紀会(以下、21世紀会)が5月7日に発表した、決議内容改定の背景について解説したが、本稿では、今回の改定を受けてホール営業者が留意すべき点について述べたい。

 

 

今回の21世紀会決議改定を受けて、ホール営業者が留意すべき点は2点である。

1次情報以外の情報や、SNS・人づての情報だけをもって判断することがないようぜひご一読を。

■ 対象となる遊技機の設置期限を正確に把握する

今回の21世紀会決議改定によって、従来の21世紀会決議ルールに沿った設置期限よりも設置できる日数が伸びた遊技機とそうでない遊技機がある。

基本的な理解ではあるが、まずは「ぱちんこ遊技機の羽モノ、ちょいパチ、甘デジ(TS100未満)、回胴式遊技機のノーマルAタイプ」であるが、これらは従来の「210日」から「1年」に変更された。この「1年」は、2020年5月20日に国家公安委員会規則の改正によって定められた期限である。手元の認定通知書(マイジャグⅣにおいては検定通知書)の認定日から4年を足した日が新たな設置期限となる。

次に、「2021年1月1日以降に検定切れ、認定切れとなることとなっていた遊技機」のうち、「高射幸性遊技機以外の遊技機」については、「当初の検定切れ、認定切れの日付から1年以内に撤去」となっている。

ここで留意すべきは、業界内でも従来の21世紀会決議ルールに反して、一部ホールが設置を続けている「沖ドキ!LL(-30)」(以下、沖ドキ)は、今回改定されたルールには含まれないということ。本来「沖ドキ」は2020年内に認定切れとなっていた遊技機であるのがその理由だ。2021年1月12日まで設置できたというのは、あくまで21世紀会の特例措置であったので、その点誤解がないように促したい。

もう1点留意すべきは、改定された21世紀会決議においては、2022年1月31日までにすべての旧規則機は撤去されなくてはならないということ。一部遊技機のうち、2020年2月1日以降も認定期間が続くものがあるが、今回の改定では「新目標 新規則機設置比率」というものが設定されており、この目標によれば、2022年1月31日時点で新規則機比率は1「100%」となっている。2022年2月1日以降も認定期間が続く遊技機も、1月31日時点は撤去されなくてはいけない。

■ 新目標 新規則機設置比率「PC/PS合算」がポイント

今回の21世紀会決議改定では、遊技機の設置期限の延長が注目されがちであるが、ホール営業者は、今回新たに「新目標」とされた新規則機設置比率についてしっかりと把握しておくべきであろう。

ここで大事なポイントは、「PC/PS合算」となっていることであり、要はパチンコとパチスロを合わせて、ホール全体の新規則比率を計算すれば良いということ。これがもし、パチンコとパチスロ、それぞれに設置比率を設定されていれば、ホール営業者としては頭を抱えたことであろう。

一般的に、パチンコ新規則機の導入は全国的に進んでいる。一方、パチスロに関しては現行6号機の営業が厳しいと言われており、いまだ多くの旧規則機を残しているのが現状だ。

今回の決議改定では「PC/PS合算」となっているので、現実的なホールの入替戦略としては、まずはパチンコ新規則機の導入を積極的に推進しホール全体の設置比率を達成し、その後パチスロ新規則機の導入で全体の設置比率を上げていくことが求められる。

ホール営業者は、常にホール全体の新規則機設置比率を把握しておくべきだろう。

最後に。今回の21世紀会決議内容の改定が、ホールのみならず、遊技機を供給する側のメーカーにとっても、良薬となるのかそれとも劇薬になるのか。その副作用…もとい副反応について、業界関係者は緊張感をもって注視すべきであろう。

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