2024.01.23/組合・行政
4月19日、全日遊連は各都府県方面遊協に対し、「オリンピック期間の遊技機の入替について」と題する文書を送った。
この文書は4月12日に日工組と日電協がホール関連4団体(全日遊連、日遊協、MIRAI、余暇進)に対し、「オリンピック期間中も入替え撤去を継続し、11月末までの完全撤去に努めるように協力をお願い」した要請文を受けて、再確認する目的で発出された。
その内容は「昨年21世紀会で決議をした時点では2021年にオリンピックが開催され、その期間は入替し難い期間として行政側に要望していた。今年の2月〜3月の旧規則機の撤去状況は約1%と非常に低い状況が報告されている。また、4月、5月の新規則機の導入予定も現状でのメーカー各社との契約状況は、非常に低調でこの様な状況の中で7〜9 月も計画的に遊技機を撤去しなければ、11月末までに旧規則機の完全撤去は困難になると予想される。
7月以降のオリンピック期間中に撤去期限を迎える遊技機については、10月以降での入替もありうるとしていた昨年の状況では、オリンピック開催期間までの間にある程度の新規則機の導入が進んでいると想定していた。しかし現状では、新規則機の導入が大幅に遅れている。
このような状況を踏まえ、7月〜9月に撤去期限を迎える遊技機についても順次入替等を実施し、旧規則機の計画的撤去を進めて業界として 11 月には旧規則機の完全撤去を完遂しなくてはなりません」と昨年想定していた状況と現状とが大きく違うことを指摘し、完全撤去に向けてオリンピック期間も入れ替えに努めるよう協力を要請している。