21世紀会の役割を果たす本当の横断的組織へ/日遊協

2022.01.14 / 組合・行政

1月12日、日遊協(西村拓郎会長)は第5回定例理事会を東京都千代田区の「グランドアーク半蔵門」で行った。

冒頭、西村会長は次のようにあいさつをした。

「この1年半あまりという期間で、我々の業界は撤去の問題であったり、コロナの問題であったり、明るいニュースがありませんでした。しかし先般、警察庁へあいさつにうかがった際には前向きな話もできるようになるなど、明るい兆しもみえています。パチスロの型式試験適合率は厳しい状況ですが、日電協、日工組が協力して(状況の改善に)取り組んでいただいており、こちらも明るい兆しがあると聞いています。広告宣伝についても、新しい規制のあり方について日遊協で1月中にワーキンググループを立ち上げ、MIRAIさんと一緒に行政に前向きなお願いができるよう協議していく予定です。今年は業界のプラスになっていくことについて、積極的に取り組んでいきたいと考えています。私が会長に就任して以来ずっと、『日遊協が21世紀会の役割をきちんと果たしていくんだ、横断的組織の強みをしっかり生かしていく』ということを申し上げていますが、今年はそれをしっかりと具現化していけるよう動いていきたいと思っています。具体的には(現在の加盟団体である)MIRAI、日工組、日電協、全商協、回動遊商以外の業界団体の方にも加盟を促し、日遊協が本当の横断的組織となるべく飛躍の一歩、ステップを踏み出す年にしたいと思っています。理事の皆様のご協力ご指導をいただき、微力ながら会長の役割を果たしてまいります」

理事会では以下のような報告が行われた。

・21世紀会の旧規則機の計画的撤去について……新規則機設置比率およびホール4団体誓約書確認機関の状況について、遊技機適正処理ガイドブックの発行についてなど

・自己・家族申告プログラム導入マニュアル改訂(案)とホームページ拡充について……自己申告・家族申告プログラムのウェブサイトから、各プログラムの説明案内および申込書をダウンロードできるようにするとともに、導入店舗情報をWEB上で検索できるようにする。それに伴いホールからの導入店情報もウェブサイトから登録できるようにする、といった変更を加える。マニュアル改訂、ホームページ変更は、2月1日からの運用開始を予定。

・専門委員会、プロジェクトチームの活動状況について……広報調査委員会/人材育成委員会/社会貢献・環境対策委員会/依存問題PT/風営法PT/キャッシュレス推進PT/SDGsPTの活動状況を報告

・日遊協ホームページリニューアルオープンについての報告など

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