【新台先取り】藤商事がパチンコ覇権を握る!?「Pリング呪いの7日間3」徹底解説
2023.08.21 / その他情報大手法人機械対策課SH@CKの新台講座#313
今週の紹介機種は「Pリング呪いの7日間3」
2023年9月17日週導入開始予定
メーカー:JFJ
全国12,000台予定
シリーズを多く重ねるメインコンテンツがパチンコ業界にも多く存在する。それらメインコンテンツ中でもシリーズによって良し悪しがあり、良かったシリーズのリメイクがリリースされることもあるが、良かった要因が時代に適したスペック・演出などで、今流行しているものとかけ離れているケースが多い。
その中でも「Pリング呪いの7日間3」は、他機種のシリーズとは異なりナンバーリングでシリーズを重ねていないので分かりにくいが「呪いの7日間1&2」「運命の日」「呪い再び」「終焉の刻」「呪縛RUSH」「呪いの始まり」と今作で8機種目となる。初代系譜となる「呪いの7日間」シリーズは他シリーズよりも高い実績を安定的に収めている。ある意味業界では希なケースである本機にはシリーズ同様に高い実績に期待したい!そんな本機はシリーズ同様のハイミドルST機となっている。基本情報は表で確認してみよう。
スペック
《基本スペック》
通常確率 | 約1/319.7 |
RUSH仕様 | 2段階2種ST |
RUSH中抽選 | 図柄当選 約1/64.5 c時短約1/217.7 合算 約1/49.8 ※残保留中はC時短抽選なし |
下位RUSH突入率 | 約80% |
下位RUSH回数 | 56回+残保留4回 |
下位RUSH継続率 | 約70% |
上位RUSH | 83回+残保留4回 |
上位RUSH期待度 | 約83% |
初当り時期待出玉 | 約4,840個 |
上位RUSH期待出玉 | 約7,918個 |
時速獲得出玉 | 約19,500個 |
≪大当り振分 通常時≫
ラウンド数 | 出玉(払出) | 移行状態 | 振分 |
10R | 約1,500個 | 下位RUSH(2種時短56回)へ | 80% |
10R | 約1,500個 | 通常 | 20% |
≪大当り振分 通常時≫
ラウンド数 | 出玉(払出) | 移行状態 | 振分 |
10R | 約1,500個 | 上位RUSH(2種時短83回)へ | 77.9% |
10R | 0個 | 上位RUSH(2種時短83回)へ | 22.1% |
上記のスペック表よりシリーズ初となる2段階RUSHとなっており、確変65%規制時の突入「突入80%×80%LOOP」に既視感のあるスペックともなっている。初当りはALL1,500個かつRUSH突入率80%とシリーズ機の特徴が100%突入であった様に初当りに重点を置いたスペックとなっており、RUSHを2段階にすることにより上位RUSHの性能を高めた仕様となっている。
RUSHの下位上位は2種時短を生かした時短回数で差が設けられており、初当り時の下位RUSH時短56回転中に連続大当たりすることで上位RUSH時短83回転へ移行する。本機のフローは80%で突入した下位RUSH中70%で当選する契機にて上位RUSHへ移行し、約83%で継続する上位RUSH中に発生振分77.8%の出玉にて出玉を積み上げるものとなっているのだ。
演出
本機はシリーズ機を踏襲した演出となっており、シリーズお馴染みの「呪いの手ギミック落下」の激熱演出が搭載されており、入賞タイミングでの発生は当選濃厚演出となっている。
今作は2段階RUSHとなっているので、RUSH初当り時は3つのモードから演出を選択する。また上位RUSH時はシリーズお馴染みの即当りZONEと多岐に渡る演出で構成されている。
出玉有の大当り5回目以降は即当りメインの演出となっており、7回目以降はさらに高速消化ZONEへと移行する。本機の特徴の1つであるST再セットとなるc時短当選時は「巻き戻し」「HOLD」などシンプルかつ多様な演出となっている。
本機の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』となっており、コンテンツ訴求は前シリーズ「呪いの7日間2」が異例とも言えるハイミドル・ライトミドル・ライトの全スペックが現市場に残存している状況ともなるので、高い実績のシリーズかつ最新シリーズであることの訴求するが効果的となるだろう。
そして、スペック訴求は「呪いの7日間」シリーズの特徴的となる初当りに重点を置いたスペックを『初当りALL1,500個!RUSH突入振分80%!』に加え、『RUSH最大継続率83%!』とRUSH性能の高さを訴求することが効果的となるだろう!
パチンコは「エヴァ15」「Reゼロ鬼」、パチスロは「北斗」「カバネリ」と新台の追随を許さない市場が完成しつつあり、客層が同じとなる新台のコストパフォーマンスが非常に悪い状況となってきた。
本機のような特異ジャンルはその限りではないからこそ、シリーズ機の残存率が高い結果となっているので、本機も適正台数で長期稼働を目指すことが重要となるだろう。
