「組合加入率100%を目指す」決議文を採択/栃木県遊協

2023.06.02 / 組合・行政

6月1日、栃木県遊協(金淳次理事長)の第57回通常総会が「ホテル東日本宇都宮」で行われた。

金理事長はあいさつで「パチンコ・パチスロ遊技を大衆娯楽として堅守するためにも、この苦境に屈することのない選択と集中を戦略とした多角的・長期的な視野に基づく経営活動を行わなければいけない。特に広告宣伝に関しては、ガイドラインを基本として新しい時代の広告宣伝によって国民の期待と信頼を得るとともに、遊技人口の回復・拡大を図っていかなければならない。さらに、スマート遊技機についてその魅力を有効に活用しながらホール経営を確実なものとしてほしい」と呼びかけた。

寄付金贈呈式では栃木県へ「地域福祉金」として現金100万円を贈呈した。県への寄付は1983年から実施しており、今回は39回目となるこれまでの総額は8321万円になる。

議案審議では事業報告・事業計画が承認されたほか、「組合加入率100%を目指す」決議文が採択された。これについて金理事長は総会後の会見で「県内に非組が13店舗ある。総会決議は組合員の総意であるので強力に加入の申し入れをしていきたい。今回の決議については行政からも『非常にいいことだ』との見解をいただいているので、そのことを(非組には)しっかり伝えていく」と語った。

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