来週からのスマスロ設置で「明るい兆し」と西村会長

2022.11.18 / 組合・行政

11月18日、日遊協(西村拓郎会長)は同会会議室とZOOMで定例理事会を開催した。

終了後の記者会見で西村会長は「来週からスマスロが設置される予定で明るい兆しが見え始めた。また、今年の参院選も1つの要因だが今後も業界が一丸となっていけることも実感した。長いトンネルだったが来年以降、スマート遊技機が起爆剤となってファンに喜んでもらえる業界になれるのではないか」と抱負を語った。

理事会の報告事項では、自己申告・家族申告プログラムの推進状況について、11月1日時点で日遊協会員の自己申告プログラムの達成率が100%(業界全体で72%)、家族申告プログラムは98%(同67%)であるとした。

また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止ガイドラインの改訂案の進捗について、「現在は関係省庁とのすり合わせ中であり、今月末には全日遊連を中心に改訂案を出したい」とした。その内容に関しては国の指針に沿って改定されるが、「今までに比べ軽減される方向(ハンドタオル使用可など)」という。

また、このところ全国で散見される遊技くぎに関するホール摘発や立入りの件について、「新聞報道以上の情報は入っていないので、今後どうなっていくのか推移を見守っている状況」(御手洗専務理事)と話した。

さらに総量抑制を求められている貯玉の件について、「補償基金としては『補償に関わる問題しか議論はできないだろう』ということで、『要望は全日遊連からは聞いている』という段階で止まっている。そのため検討の場として4団体によるワークングチームを作っているが、まだ解決策は見出せていない」(同)と現状を語った。

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