パチスロひぐらし最新台はATタイプ!「煌2」を彷彿とさせるようなスペックに注目

2022.03.22 / 連載

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#239


今週の紹介機種は「Sひぐらしのなく頃に祭2 カケラ遊び編」
2022年4月3日導入開始予定
メーカー:オーイズミ
目標:全国4,000台予定


6号機のデメリットとして有利区間ランプ報知義務があった。この有利区間ランプによって期待値が分かってしまうのはAT系スペックの致命傷となっていたが、6.4号機からそれが撤廃された。そしてその第1弾となる「Sひぐらしのなく頃に祭2 カケラ遊び編」がリリースされる。いよいよパチスロ市場にも一筋の光が見え始めたといったところだろうか。

6.4号機からは、メーカー開発次第で飛躍的にパチスロ市場が活性化するだろう。本機がその足掛かりとなることに期待をこめて解説をしていこう。


スペック

基本スペック
設定

初当り確率

RUSH確率

出率(完全攻略)

設定1 1/249.5 1/638.1 97.8(100.5)%
設定2 1/238.9 1/611.0 98.8(101.7)%
設定3 1/228.6 1/584.5 99.7(102.7)%
設定4 1/220.5 1/563.9 100.9(104.0)%
設定5 1/208.7 1/533.8 102.2(105.4)%
設定6 1/192.5 1/492.4 104.0(108.3)%

 

通常・AT仕様
50枚ベース 約43.5G
タイプ AT
AT仕様 2色1ST押し順AT・約7.8枚/G
初当り抽選 小役により発生する連続演出成功
RUSHタイプ 疑似ボーナス連
疑似ボーナス種類 白BB約377枚・赤BB約266枚・RBベルナビ4回or8回
BB仕様 ボーナスゲーム30G・JACゲーム2回※ベルナビ8回
RB仕様 ベルナビ初当り時4回・RUSH中8回
ボーナスゲーム仕様 赤BB時2色1STナビ無し・白BB時完全ナビ
JAC外し仕様 4コマ外しor1コマ(ビタ)外し※赤BB時ビタ時ナビ獲得
ボーナス比率 初当り時BB30%:RB70%・RUSH時BB70%:RB30%
RUSH抽選 初当り後CZ(15G+α)突破・期待度約42%
RUSH仕様 ボーナス終了後CZ(35G)LOOP※5連迄60%・以降80%
RUSH期待値 約550枚
初当り天井仕様 月日カウンター“5月1日”⇒“7月1日”到達(約650G)
RUSH天井仕様 初当り7回目・有利区間1,500消化

通常時はボーナスにつながる「カケラアイコン」のストックを目指す。アイコンは登場キャラクター6人分存在し、ステージキャラクターに対応した小役を引くことで連続演出「惨劇」へ移行。アイコンの獲得とボーナスは同時に抽選される。

初当り後はRUSHを懸けたCZ「絶対意志ZONE」へ突入する。このCZはパーセンテージで可視化された期待度を上昇させるゲーム性だ。突破すると、ボーナスぞろいまでの準備中となる「運命分岐」を経由し、ボーナス種類を格上げすることもできる。

ボーナス中は4号機の「ひぐらし煌」を彷彿させるような、ボーナスゲームとJACゲームで構成される。シリーズ機ならではの技術介入は、ビタ押しのリプレイ外しでベルナビが獲得可能だ。

本機のRUSH状態は、「沖ドキ」の「天国モード」の様にボーナスが連続する仕様で、初当り以外のボーナス後は6G×5回の合計30Gの「運命の解」に突入。通常時同様に「カケラアイコン」を集めて連続大当りを目指す仕様だ。

初当りおよびRUSHを掛けたCZ突破後の2回のボーナスを除き、5連目までは約60%の継続期待度があり、6連目以降は継続率約80%の上位モードへ移行する。ボーナス中は1G連の抽選に加え、次回ボーナス濃厚の「EXチャプター」の抽選も行っているので、純粋な継続率以上に期待ができる。

本機は完走を含めた上位モードの終了時に、初当り後同様のCZへ移行する。引き戻し機能も搭載されており有利区間終了後もチャンスがあるタイプのため、大量出玉にも期待可能だ。


演出


「祭2」を踏襲しており、スペックが異なる差分が新規演出となっている。通常時は連続演出を繰り返すことで当選期待度を向上させる仕様だ。各種CZ中もポイント積み上げる演出がメインとなっており、全体的に期待度を積み上げる演出が非常に多く搭載しているため、常に期待感を持って遊技が可能だ。

ポイント


本機の訴求ポイントは「スペック」となる。コンテンツの訴求はほとんどの店舗で設置されているベース機の改良スペックであることが分かる程度で十分だろう。そのためスペックを中心に訴求することがポイントだ。

ただしスペック訴求は、難解なフローを説明するほど敬遠させる恐れがあるので「高純増AT7、8枚のボーナス連続機」というスペックの認知が重要だ。難解なフローも初当り後は15G+α、カケラ回想中は6Gで自力継続させるSTであることを認知させればスペック面での混乱は避けられるだろう。

天国ループや引き戻しに大量出玉獲得の期待感があるという点では、「沖ドキDUO」や「チバリヨ」が類型スペックだと言える。それを周知させることが稼働を伸ばしていく上で最も重要なポイントだ。

6.4号機なので有利区間ランプによる、モード終了など6号機のデメリットが分かりにくい仕様なのだ。


6月には6.5号機のリリースが予定されており、パチスロユーザーの立ち回りに変化が予想される。5号機時代の開発から脱却できるメーカーがどれだけ増えるのかがパチスロ市場の今後を左右するだろう。

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