センサーをかいくぐるどつきゴト被害は8000個/セデック

2017.07.20 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第44回

月日 メーカー名 機種名 ゴト状況
7月16日 北電子
アイムジャグラーEX
体感器ゴト
7月11日 サミー
CR真北斗無双FWN
電波・電磁波ゴト(未確認)

みなさん、こんにちは。セデック株式会社 中澤です。第44回目の掲載になります。今回はパチンコ、どつきゴト被害です。

<被害機種>
CR南国育ち羽根9BU

<被害確認地域>
関東北部、福島県など
※全国的に被害拡大

<被害例>
約8000個

<ゴト師>
単独~2名組

<手口>※複数の手口が確認されています。一例を参考までに
①どつくタイミングは、「SUPER南国RUSH」中となり、通常時は普通に遊技。
②「SUPER南国RUSH」中は、第一回転体役物の【V穴】が、3時前後に電チューに入る様に単発打ちで消化。
③3時前後に電チューに入った玉が、「キュインチャレンジ」に当選し、盤面上部の「ドキドキロード」が開放し、第1回転体に玉が到達した際は、多少のずれがあるが【V穴】がタイミング良く回ってくる。
④どつくタイミングは、役物「たこ」が玉を離す瞬間で、【V穴】の位置でどついて玉離れを調整している模様。
⑤どつく際は、上皿の左側をどついているとの情報が多い。
 ※振動センサーは内蔵されていますが、センサーが反応しない程度でどついている。

<注意点>
・ハウスルールなどで明確に表記し掲示しているか確認
・衝撃感知器(センサー)の設置状況の確認 ※設置店のみ
・ホール巡回時は、ハンドル付近に両手を置いている行為、上皿や下皿に両手を置いている行為がないかを確認
※台をどつく(叩く)だけではなく、引いたり、揺する行為がないか

弊社のサイト「MAX BARRIER(マックスバリア)」で点検方法等を配信しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
http://www.sedec.co.jp/index.php

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