まだ見ぬ新手のゴトが発生しているとの情報が!/セデック

2016.08.18 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第23回

月日 メーカー名 機種名 ゴト状況
8月18日
メダル持ち込みゴト
8月14日 北電子 ジャグラーシリーズ
メダル返しゴト
8月10日 タイヨーエレック
パチスロ仮面ライダーZR
基板の故障による動作不具合(未確認)
8月9日 ジェイビー
CRサンダードラゴンZ
新手のゴト(未確認)


みなさん、こんにちは。セデック株式会社 中澤です。第23回目の掲載になります。 今回はパチスロコイン(メダル)返しゴトについて説明します。過去に流行した手口でここ最近までは被害は見受けられませんでしたが、新たな情報で北電子製のパチスロ機で発生している情報が入ってきました。あらかじめの防護をオススメします。

<手口>
コインを投入口から入れ、クレジットを上げ、かつそのままコインを下皿に戻します。

<不正器具>
不正器具はコイン投入口から入れ、セレクタ内に停留するタイプと下皿からホッパー入口付近にセットするタイプがあります。最新の北電子製パチスロ機の情報は後者のタイプになります。

<被害例>
・関東地区 大都技研 被害額 約2,000枚
・神奈川県 大都技研 被害額 約1000枚 ゴト師 2名
・東京都 北電子 被害額 約500枚
・東京都 北電子 被害額 約33,000枚 ゴト師 6名
・東京都 北電子 被害額 約23,000枚 ゴト師 4名
発覚するのは、閉店後の誤差が多くなっており、また被害額もゴト師が多人数で及ぶと多額になっています。手口のほとんどは遊技目的になります。

<対策>
セレクタ内蔵タイプはクレマン検知器で発見可能ですが、下皿からの器具挿入タイプは防護品の設置が必要です。防護品は1個 数百円と安価なものが多いです。

今後、設置期間が長くなると思われる北電子製パチスロ機は、ゴト師にとってターゲットになりやすいと考えられます。早めの対策をオススメいたします。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
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