6万発!2500枚!持ち込みゴトの甚大な被害事例/セデック

2016.07.06 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第20回

月日 メーカー名 機種名 ゴト状況
7月6日 ユニバーサルブロス ミリオンゴッド-神々の凱旋-BD 不正基板
7月1日 平和 CRめぞん一刻3H9AY 釘曲げゴト
6月29日 SANKYO CRヱヴァンゲリヲン10 磁石ゴト
6月26日 Sammy パチスロ北斗の拳 転生の章ZA 不正サブ基板
6月23日 パイオニア ハナハナK-30以前の機種 ※未確認情報 電波・電磁波ゴト
6月22日 パイオニア Dハナハナ-30以前の機種 ※未確認情報 電波・電磁波ゴト


みなさん、こんにちは。セデック株式会社 中澤です。第20回目の掲載になります。 今回は「持込みゴト」についての情報です。6月、7月と被害情報が多くなっております。十分にご注意ください。

■被害例
関東 パチンコ玉 約60000発(数カ月) 単独 ※会員カード
東京都 メダル 約2500枚(1日) 単独 
栃木県 パチンコ玉 約30000発 単独
北海道 メダル 約1500枚(1日) 単独 ※各台計数器
栃木県 メダル 約1300枚(1日) 単独 

犯人は発覚を逃れるためにさまざまな手法で行為に及んでいます。最近の傾向を以下に記載していきます。
・玉やメダルを複数回持込む(店外の駐車場等へ補充しに行く)
・複数回入店するのをカモフラージュするため、変装する(帽子、上着、ズボンの組み合わせを変える)
・持ち込んだ玉・メダルはタバコのケースやバッグ、ポケットなどから出す
・持ち込みゴトの目的には「遊技」「交換」の2つ
・刻印のチェックを逃れるために、交換するときに持ち込んだ玉・メダルを混ぜる。もしくは、持ち込んだメダルを筐体に投入し、そのまま払い出して、自店の刻印に変える場合がある
・会員カードの貯玉を利用したり、各台計数器でカードに変えてしまう
・主に自店外の玉、メダルを持ち込む場合が多いが、低貸しからの持ち込みを常習して行う者もいる

上記に記載したように巧みな手口で行為に及びます。ホールごとに作成したオリジナルのチェック方法も見破られているかもしれません。犯人はこのように考えます。例えば、「ここのホールはジェットカウンターに流す時にこういうチェックをするが、こういう風に行えばチェックを逃れられる」など。もしくは、人によってチェックスキルに差がある(新人や内部不正も)場合はそこを突かれることも考えられます。

玉・メダルの計数の際に刻印チェックを行う店舗は多いと思いますが、それだけで安心していて危険です。被害期間が長く、複数人で行為に及ばれた場合は甚大な被害額になります。今一度、自店のチェック方法に抜け穴がないか考えてみてはいかがでしょうか。

弊社では、各種対策をご用意しております。また弊社のサイト「MAX BARRIER(マックスバリア)」では自店でできる防護法も配信しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
http://www.sedec.co.jp/index.php

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