認定後の「バジ絆」は不正ハーネスにご注意を!/セデック

2016.11.16 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第29回

月日 メーカー名 機種名 ゴト状況
11月16日 サミー
化物語ZX
電波・電磁波ゴト
11月15日
他店メダル持ち込みゴト
11月13日 エレコ
バジリスク絆MK
不正ハーネスゴト
11月11日 SANKYO
CRヱヴァンゲリヲン10R
磁石ゴト
11月5日 パイオニア
ハナハナK-30
メダルセレクター部(未確認)

みなさん、こんにちは。セデック株式会社の中澤です。第29回目の掲載になります。 今回は何度か掲載した「バジリスク絆」に関するゴト情報についてです。

同機種は全国各地のホールで認定作業が進められており、今後も長寿機種となりそうです。しかし、人気機種かつ全国各地での設置ともなれば、ゴトの格好のターゲットとなることが予想されます。

特に気を付けたいのが不正基板(サブ中継基板)で、認定で交換作業が終わっても油断は禁物です。かなり多くの被害も出ておりますので、きちんとした点検及び防護、抑止管理が必要です。

さらに今回取り上げたいのは、不正ハーネスです。不正基板のみに注目していると危険です。不正基板より発見は容易ですが、取付け、取外しが簡単ということが問題になってきます。ゴト師が従業員を勧誘し、取付けを実行するとしたら不正ハーネスの方が危険かもしれません。日常の点検、管理体制が最大の抑止となります。

<被害機種>
「バジリスク絆MK/TK」
※同筐体構造の以下機種も注意が必要です。
「ミリオンゴッド-神々の系譜-ゼウスUV」
「アナザーゴッドハーデス-X」
「やじきた道中記乙MD」
「バジリスクII-NH」
「ミリオンゴッド-神々の凱旋-BD」
「シャドウハーツII運命の道標SS」

<不正箇所>
通信ハーネス部

<点検ポイント>
通信ハーネスを主基板からサブ中継基板までを丁寧に点検しましょう。具体的には、
・メーカーのインシュロックや封印シールが破損していないか確認。
・不正ハーネスは配線の束の中に隠されている場合があります。


詳しくは弊社のサイト「MAX BARRIER(マックスバリア)」では各種対策品及び自店でできる詳細な点検方法や派遣点検サービスをご用意しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
http://www.sedec.co.jp/index.php

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