県内の児童養護施設に非接触型体温計とオゾン発生器を贈呈、ほか/神遊協&神福協

2021.06.02 / 組合・行政

5月24日、神奈川県遊技場協同組合(神遊協)と神奈川福祉事業協会は(神福協)は、神遊協の組合会館で社会福祉法人神奈川県共同募金会を通じて県内の児童養護施設32施設に対し、非接触型体温計とオゾン発生器を贈呈した。贈呈先は非接触型体温計を成光学園ほか19施設 、オゾン発生器を唐池学園ほか13施設。

同組合および協会では、昭和60年から社会貢献の一環として高齢者や障がい者の支援を目的とした各種助成を行ってきたが、昨年からは新型コロナウイルス感染拡大により、さまざまな社会貢献活動が中止となり今後も実施のめどが立たない状況になった。そこで県内の児童養護施設に対してコロナ禍で必需品は何かとアンケート調査を実施した結果、非接触型体温計とオゾン発生器をという希望に応じて神奈川県共同募金会を通じて寄付することになった。

社会福祉法人唐池学園理事長で、神奈川県児童福祉施設協議会の鶴飼一晴会長は 「コロナ禍の中、子どもたちはきれいな空気の中で元気に遊べます」と感謝のことばを述べた。

また、同組合および協会は同日、NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト(田川尚登代表理事)に対し500万円を贈呈した。

横浜こどもホスピスプロジェクトでは、重い病気と闘う子どもたちとその家族が楽しい時間を過ごせる施設を設立するために活動しており、神遊協と神福協は今年11月に横浜市金沢区に、関東地方初となるこどもホスピス「うみとそらのおうち」が設立されることに伴い、同NPO 法人に対し支援を行なった。

伊坂重憲神遊協理事長兼神福協会長は「将来ある『子どもの支援』については、これからも最優先で支援していきたい。ホスピスの完成を楽しみにしている」とあいさつした。

画像は共同募金会の押川渉副会長(左)と神遊協の伊坂理事長

神遊協, 神奈川県遊技場協同組合, 神福協, 神奈川福祉事業協会, 非接触型体温計, オゾン発生器, 横浜こどもホスピスプロジェクト