令和2年末のパチンコ店舗数は前年比604店減で9035店/警察庁発表

2021.05.14 / 組合・行政

5月13日、警察庁生活安全局保安課は、「令和2年における風俗営業等の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。

令和2年(2020年)末のパチンコ営業の営業所数(許可数)は、前年比604店減の9035店と、かろうじて9000店台をキープした。営業所数の内訳は、パチンコ遊技機併設店(パチンコ遊技機と回胴式遊技機などを併設している店舗)は8203店で前年比544点減少。パチスロ専門店(回胴式遊技機等設置店)は832店で同60店減少した。

パチンコ店舗数は、平成7年(1995年)の1万8244店をピークに減少を続け、今回で25年連続の減少となる。

遊技機の設置台数はパチンコ243万2563台(前年比12万5282台減)、パチスロ157万2048台(同6万5858台減)、スマートボール等176台(同3台減)、合計で400万4787台(同19万1143台減)となった。

また、1店舗あたりの設置台数は、443.3台で前年より8.0台増えた。

設置台数の規模別の店舗数は、100台以下が225店舗と昨年から6店舗増、101〜300台は2733店(前年比325店減)、301〜500台が3213店(同238店減)、501〜1000台が2518店(同47店減)、1001台以上は346店(同増減なし)となっている。

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