[連載:Twitterでは言えない話]サンシャインKYORAKUのモリータさん
2021.04.19 / コラム第31回 ツイッター上にいるプチ有名人たちに聞く
Twitterでは言えない話
雑誌や動画などの媒体に所属していないただのアルバイトスタッフに、数千人のフォロワーがつく時代になってきた。ツイッター上でわざわざ本人が語らなそうなことを、第三者であるPiDEAが根掘り葉ほりする。
今回の言えない話
Twitter運用スタイルは「自由」!
人とつながる楽しさを忘れないアカウント
PiDEA編集部(以下略編) : 今回はサンシャインKYORAKUさんで広報を担当していらっしゃいますモリータ@三輝さんをお迎えしています。僕もびっくりしたのですが、アイコンにもなっている特徴的なヘルメットを着用して登場いただきました。ありがとうございます。
モリータ(以下略モ):こちらこそ、出たかったんですよ。この企画。みやもとさん(注:PiDEA Vol.174「Twitterでは言えない話」に登場)の回の時にTwitter上で言ってみた甲斐がありました。
編:その縁もあり、お声をかけさせていただきました。では早速、定番の質問なのですが、モリータさんがTwitterを始めたきっかけは何だったんでしょうか?
モ:僕のアカウントは作成して6年と、歴がけっこう長いんですけど、実は最初はプライベートアカウントだったんです。業界のことを呟こうとも思っていませんでした。
編:6年前というと、業界でTwitterが流行る前の時期ですね。
モ:プライベートアカウントを開設して2年後くらいにキング観光のしまんくすさんがTwitterをやり始めるようになって、すごい人気になっていたんですよね。それを見て僕も本格的にパブリックでやってみようと思いました。なので僕のTwitterの教祖はしまんくすさんですね。

編:なにかTwitterをやっていく上で、自分の中でのルールみたいなものがあったりますか?
モ:うーん、……「自由」ですね! 例えば、1日最低1ツイートしましょう、という攻略法(?)みたいなものがあるじゃないですか。でも僕はいまだにそれができていないんですよ。その結果、歴の長さと比べるとフォロワー数がいない、ということになっているのかもしれません。
編:フォロワー2000というのは十分大きい数字だと思います!(笑)
モ:ありがとうございます。最近ようやく2000人になったということで、初めてツイキャスもやってみました。実際にやってみて、日常的にツイキャスをやっている人って改めてすごいなと思いました。だって、ずっと1人で面白いことをしゃべっているわけじゃないですか。引き出しがいっぱい必要ですよ。
編:ちなみにモリータさんは……?
モ:いやぁ、なかなか難しかったです! 僕、実はちっちゃい頃はお笑い芸人になりたかったんですよ。でも、僕の考える面白いことって、今でもみんなに「つまらない」って言われてしまうんですよね……。なので、自分の中で楽しければ、それでいいかなぁと。
編:それは……(笑)。でも、SNSってそういうことですよね。自分が楽しくてやる、というのが本来の意義ですからね。
モ:いや〜、楽しいですよ。Twitterをやって、めちゃくちゃよかったなぁと思うのは、自分の店長時代の時に、他法人の同業者の方々とも仲良くなれたことだと思うんですよね。もちろん、店舗の営業に関わる情報交換をしたりもできますし、飲み会で親睦を深めたりも(笑)。
編:Twitterを通じてプライベートも仕事も充実していらっしゃるイメージですね。
モ:そうなんです。仕事とプライベートの区切りがないタイプなんですよ僕(笑)。良くないことなのかもしれないですけど、でも、プライベートでも常に仕事のことを考えているわけですからね。
編:……でも、流石に最低限の決め事とかはあったりしないんですか? 例えば、酔っているときはツイートしないとか。
モ:それがですね。僕、酔ってツイートするんですよ(笑)。これがひょっとしたら「Twitterでは言えない話」なのかもしれませんね。夜の10時とかに僕のアカウントでツイートがあるときは大概酔ってます。起きたときげっそりしたりしますね。なんか知らないうちに、いろんな人に絡んでいたりとか。
編:(笑)。でもその思い切りの良さが楽しいTwitterの秘訣なのかもしれません。
モ:相互フォローでもお会いしたことない人にはコメントしづらいですよね。シラフの時って(笑)。酔った時に心が解放されて、リプで絡みに行ったことがきっかけで関係性ができたり、距離が縮まったりとか、そういうことがありますよね!
編:ちなみに、酔って逆に失敗したことって……?
モ:今の所は、ないです! ただ、朝思い出して恥ずかしくなっちゃうことはありますけどね。普段こんなこと言うキャラじゃないのに、みたいな。
編:これまで、このコーナーに出ていただいたアカウントは、どちらかというと、Twitterを効率的に利用して、人をたくさん集めるのを目指す考えの方が多かったんです。けれど、今回モリータさんとお話しして、「人とつながること」そのものを、自然体で飾らずに、楽しむというのも、大事だなぁと思いました。
モ:上手いこと言いますねぇ。嬉しいですよ。……でも、そうやってSNSを頑張って、「強い」アカウントを作るというのは広告宣伝手段が限られている業界の現状では、1つの正解なんだと思います。
ただ、SNSで仲良くおしゃべりをする中で、そういった「強い」アカウントを通じてでもいいですから、モリータという人や、サンシャインKYORAKUのことを知ってもらえるという道もあると思います。それがTwitterのいいところだなと思いますね。
そして、僕みたいな人が今の立場に居るのも、自由にやらせてくれる上司がいて、店長やエリア長に助けられているからなんだと思います。

取材を終えて……
「引き出しが少なくてごめんなさいね!」と、取材中何度か言われましたが、全然そんなことはなく、気さくなトークに助けられて楽しい取材になりました。Twitterで見ていいなと思ったのがきっかけで、最近はメダカの飼育に凝っているというモリータさん。いつかホールで見ることができるかも…? さらに、サンシャインKYORAKUイメージガール2代目ゼブラ子を迎えてYouTubeチャンネルも再始動。注目です。