「日本国内にある会社として当然のこと」時短営業に踏み切ったプラザ西台の哲学

2021.01.29 / ホール

「時短営業に協力するという方向で考えました。この国に生きているのだから、まずはそういう考えをするのが第一だろうと」

年明け早々飛び込んできた「2度目の緊急事態宣言」という突然のニュース。全国の感染者...

「時短営業に協力するという方向で考えました。この国に生きているのだから、まずはそういう考えをするのが第一だろうと」

年明け早々飛び込んできた「2度目の緊急事態宣言」という突然のニュース。全国の感染者数が高止まりとなり、市民の間でも危機感が高まってきたタイミングだったが、同時に、飲食店や観光業界、そしてパチンコ店を含むアミューズメント業界にとっては、新しい年を迎えて、再起に向けて意気込みを高めていた時だった。様々な立場の人が、その立場に応じた複雑な思いを持って宣言発令の時を迎えたことだろう。
「補償」が約束された時短営業「要請」を受けた飲食店は、大部分の店舗がそれに従っているように見える。しかし、法律に根拠を持たない「働きかけ」として、つまり「補償」もなく時短営業を要請された遊技場は時短営業に切り替える決め手がなかった。各都道府県の遊技業組合は、来店を促す広告宣伝の自粛や、「感染予防ガイドライン」の徹底、20時以降の看板・ネオン等の消灯をお願いこそしたものの、20時までの時短営業に関しては統一した対応は求めず、個店個社に判断を委ねた。結果として、最初の緊急事態宣言時とは対照的に、1月はほとんどの店舗が従来通りの時間で営業を続けている。

しかし、そんな状況下においても、独自の判断で営業時間短縮に踏み切ったホールが存在する。それが、東京都板橋区にあるパチンコホール「プラザ西台」だ。その判断にはどういった背景があったのか、営業部長の細谷武氏に話を伺った。


 

取材に応じてくれたプラザ西台営業部長の細谷武さん。

 

「緊急事態宣言のニュースが流れたとき、時短営業に協力するという方向で考えました。この国に生きているのだから、まずはそういう考えをするのが第一だろうと」

細谷氏は年始の頃を振り返ってこう語る。
「コロナウイルスに対抗する必要があって、国や都道府県が時短営業の要望を出しているという事実がまずあります。お客さんにも20時以降の外出自粛要請が出ています。その上で、うちのホールの営業の状況を考えました。実際問題、営業に響かないということはありません。それでも、今日明日立ち行かなくなるということはない。考えた結果、とりあえず一ヶ月は協力してみようと。単純にそれだけですよ」

その後オーナーや従業員の了解も得られ、緊急事態初日の1月8日からすぐに時短営業を始めている。
前回の緊急事態宣言時も、組合主導の協力の動きが始まる前から休業に踏み切り、また協力休業終了後も独自の判断で1時間の営業時間短縮を行っていたという。

 

自分たちが商っているのは「遊技場」

「他のホールがどうしているのか、というのはあまり考えていないですね。このご時世ですから、どこも苦しいですよ。店舗や法人ごとにそれぞれの事情や考え方があるのもわかる。毎日利益をこれだけ取る、といった営業計画があるところも多いでしょう。けど、私たちはそういったことを主としてはいないんです」

業界歴は足掛け37年、長くパチンコに関わって来た細谷さんは、自分たちが商っているのは「遊技場」であり、あくまでお客さんに遊んでもらうことが大事だと語る。利益は取るものではなく、遊びに来てくれた客が遊び賃として置いていってくれるものなのだ。
プラザ西台では、それを裏づけるような営業形態がとられている。14割分岐となっているが、その分お客さんにはできるだけ長く多く楽しく4円パチンコと20円パチスロ(低貸は設置されていない)を楽しんでもらえるような心がけがされている。遊技スペースは広々としていて、快適に過ごすことができる。各台計数機も全台完備だ。

「組織の構成上、なかなか若いオーナーさんも業界には増えました。そんな中で、利益というのが一つの指針になって、マニュアルに従うのが現場の仕事になってしまうのはしょうがないところもあると思います。ただ、私は、昔ながらの、台に座って打ち込んでいればそのお店の価値観がわかっちゃうような、台を通じてパチンコ店と遊技客が対話できるような、そういうパチンコ店の方が好きなんですよ」

 

店内サイネージでも営業時間の変更を告知。

 

閉店? まったくないですよ。我々は我々の道を行くつもりです」

……最後に、ここまで聞いてしまった後では蛇足になってしまうかもしれないが、PiDEA編集部としてはひとつのことを確認しておかなければならなかった。時短営業を行っているお店として、インターネット上でも話題に上がったプラザ西台。「近いうちに閉店するから、時短でもどうせ変わらないからなんじゃないの」といった、斜に構えたようなコメントも見られた。それについてはどうなのか。

「閉店? まったくないですよ。インターネットで何を言われようとそんなのはどうでもいいですよね。我々は我々の道を行くつもりです。それに、もし閉店を考えているんだったら、隠すなんてせこい真似はしないで全部発表しますよ。何月何日をもって閉店しますと」

長い業界歴、これまでにも店舗の閉店に立ち会ったことはあった。「閉店の挨拶文を書いたこともあります。いつの間にか閉店、といった事例があることは知っていますが、それだと、社会的な信頼は得られませんよね。うちでは、そういうことは絶対にしないつもりですよ」

時短営業に踏み切ったプラザ西台。その背景には時代や空気に流されない、営業責任者による我が道「遊技場哲学」があった。

 

プラザ西台では、今後も地域に根ざした「楽しめる場所」としての営業を続けていく。

 

プラザ西台, 時短営業, 呼びかけ, 緊急事態宣言
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