第二波で組合からの自粛要請には応じないホールが出る? そうならないためにすべきこと
2020.07.02 / コラム都遊協に物申すハンドルネーム「一言居士」さんの第三弾だ。
以下本文
都遊協が犯したミス。それは営業再開を各ホールへ丸投げし、執行部が総退陣したことであります。
これで、新型コロナウィルスに対してのホール営業への都遊協の役割は果たせたくなってしまったことは言うまでもありません。
つまり第二波、第三波が来た際、都遊協は組合員に対して営業自粛を要請出来なくなりました。
今回の都遊協執行部の行動のせいです。
執行部が総入れ替えか、新しい都遊協執行部が今回の間違いを認めない限り、整合性が担保出来ないからです。
私の周りのホールは、この事を考慮して次のように腹をくくりました。
① 第二波が襲来した場合、国が出す緊急事態宣言が発令された以外は、営業自粛はしません。
② 第二波の際、各ホール企業が危険だと判断した場合は、各ホールの判断で営業自粛を開始して解除します。
③ 東京都がホールへ営業自粛要請を出すならば、各ホールの判断で対応するべきで、都遊協からの要請は拒否はしないが参考程度にする。
④ 緊急事態宣言下の営業は自粛するが、最優先事項は、
イ) お客様と従業員の安全の確保
ロ) ホール内の消毒の徹底と換気等を含めた防疫作業の徹底
ハ) 会社存続の優先
恐らく、第二波で国が緊急事態宣言を出しても、営業を行うホールは出てくるでしょう。ギリギリまで粘ってやろうと思う不届き者がいると思います。
その対応は、都遊協が取るのか、東京都が取るのか、組合は明確にしなくてはなりません。
都遊協が新型コロナウィルスに関して生まれ変わるならば、東京都や組合員に対してのアプローチを再考してほしいものですね。
それと、我々ホール業界は、もっと誇りを持つべきです。
これだけ集客力があるのに、クラスター発生はゼロだと言う事を。
この実績に照らし合わせた対策を検討して、都道府県側と第二波襲来の際の取り決めをするべきです。
大阪遊協のように、都遊協も強い信念を持ち対策を講じて欲しい。東京都としっかりと会話をして欲しいものです。
次期都知事が決定したら、即組合内に対策室を設置して下さい。