大阪府で大型店舗を除き自粛要請解除の方針

2020.05.15 / 新型コロナ

大阪府では5月16日から、緊急事態宣言継続中ではあるが、自粛要請の段階的解除を行う。クラスターが発生していない床面積の合計が1,000m²以下の施設であれば、パチンコ店もその対象となり、府あるいは国が定める感染防止の標準的対策が守られていることを条件に休止要請が解除される。

また、5月中に大阪府で運用が開始されるとみられる「コロナ追跡システム」の導入も同時に要請される。QRコードとスマートフォンを活用し、プライバシーを守りながらクラスター感染を抑制するシステムである。

さらに今後、パチンコ店でクラスターが発生した場合、あるいはガイドラインが遵守されない場合はこれまでのような利用制限の再要請の検討もありうるとした。

これらの自粛緩和は、「コロナウイルスとの共存」を前提として感染拡大の抑制と経済活動の維持を両立させる「大阪モデル」に沿った措置となっている。

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