[内規改正]ベース値30以上、スタート賞球4個以上/日工組

2016.03.30 / ホール

3月某日、日工組は組合会議で内規を改正し、組合員に通達したことが小誌の取材で明らかになった。4月1日以降、ホールに納品する新台にはベース値などを明記した「設計値一覧表」を付けることとなった模様。

日工組関係者によると、設計値一覧表にはベース値30以上を目標として、機種毎に「ある程度の範囲内(上限と下限の数値)」が示されている。この数値によってホールで営業時のベース値が検定機の範囲内であるか否かを確認することができる。

また、4月1日以降から保通協に持ち込む型式については、主要入賞口(例えばセブン機ではヘソなどの主たる始動口)を4個以上にすると決定した。4個以上にするのは「ベース値を30以上にすることと、射幸性(連チャン性)を抑えることが目的」(日工組関係者)と言う。また、「ベース値を明確にすることで、お客さんにも安心して遊んでいただけるようになる。ひいてはそれが遊技人口減少の歯止めにつながるのではないか」(同)とも話している。

日工組では近日中にも本件の詳細について、ホール団体へ説明をおこなう予定。

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