5号機規制にユーザー不満の声/グローバル社セミナー

2014.09.25 / ホール

9月24日、グローバルアミューズメント株式会社はセミナー「パチンコ&パチスロ マーケティング研究会」を渋谷サンスカイルームで開催。パチスロメーカー5社から10人の開発者が出席した。

セミナーでは8人の一般ユーザーを招き、昨今のパチスロ事情についてヒアリングを行った。一般ユーザーは「関東近郊在住」、「1カ月で5回以上パチスロを遊技する」、「射幸性が低下しても遊技をやめるかどうか分からない」を条件に、およそ3000人の中から選出。4人を一組として主催者側が質問する形式で意見を聞き、メーカー開発者はモニター越しにその様子を注視した。

「5号機初期の射幸性(A+ART/ART1Gあたりの純増1.5枚以下)になった場合に遊技頻度はどうするか?」との質問には、1日3〜4時間遊技するユーザーから「(1Gあたりの純増が減って)短時間勝負できなくなると遊びにくくなる」「投資に対するリターンが減ると遊技頻度も減る」との声が上がった。一方で、長時間遊技する学生は「初期の『パチスロエウレカセブン』みたいに遊びやすくなるのであれば遊技頻度は増える」と回答した。また、「射幸性が落ちてもプレイヤーの遊技頻度を落とさないために(メーカーやホールはどうすべきか)」の質問には、「5号機以前のリプレイ外しなどの技術介入要素を取り入れる」に加え、「店側が設定を開示するなどのイベントを開催すれば遊技する」などの意見が出た。

8月29日に一報があった「5号機規制」については、「規制は緩いときと厳しいときがあるので、4号機のような爆裂性が戻ってくるのを待っていた」「なぜこのようなことになったのか理由が知りたい」など不満の声が上がった。

グローバルアミューズメントはメーカー開発者と一般ユーザーをつなぐセミナーを1年間に4回開催。次回は11月に開催を予定している。

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