韓国カジノ船を国民に開放へ

2015.05.14 / カジノ

5月8日、韓国紙・中央日報によると、韓国政府は年内にもカジノ付きクルーズ船に関する法律を改正し、船内のカジノ施設を韓国人旅客にも開放する方針を明らかにしたことが分かった。

現行法では、韓国籍のクルーズ船は船内にカジノ施設を設置することはできるが、韓国人の立ち入りは認められていない。今後は韓国人のカジノ利用を認めることで、有力な事業者の投資を呼び込むのが狙いだ。政府は、2020年までに300万人の利用者を見込んでいる。

韓国政府海洋漁業省の発表では、年内の法改正とあわせ、2016年までに釜山や仁川、済州島などの港にクルーズ船の専用ドックを整備する計画。既存のドックについても、クルーズ船が接岸できるよう改築する。なお、クルーズ船の就航にともないドックの使用環境や離発着作業の確認などのため、近く試験運転を行う予定だという。

※画像はカジノ付きクルーズ船のイメージ

クルーズ船, 中央日報, 韓国カジノ