韓国パラダイスがカジノフロア拡張へ

3月30日、ブルームバーグによると、韓国カジノ大手のパラダイスが韓国国内で運営する5つのカジノのうち3つを拡張することが分かった。近年増加する中国人客のカジノ需要に対応するためで、なかでも済州島のカジノはフロアを2倍にするという。

パラダイスの李副会長によれば、同社のカジノでは、金曜日の午後から日曜日まで中国人客で非常に混雑しており、すべての需要を満たせていない状況だという。今回のカジノ施設の拡張に2,600万米ドルを投じ、中国人客が好むバカラテーブルの増設に充てる計画だ。同社の発表によれば、昨年、同社カジノを訪れた大口顧客のうち、67％は中国人客で2010年から46％増加。また、一般客を相手にするメインフロアでも、中国人客が77％を占めるまでになっており5年前から50％増加した。